​住民参加型のプロジェクト計画手法、PCMとは…

「PCM」= プロジェクト・サイクル・マネジメントとは、国際協力や国内でのまちづくりなどで活用されている手法です。様々な意見を具体的なプロジェクトに変えて、実施から評価までを一貫して管理運営する各ツールが統合されています。今話題のロジックモデルや評価システムまでも含むマネジメントツールです。

住民主体、参加型のプロジェクト計画スキルの必要性

日本の地方（中之条町）は人口変動による生産人口減や経済の衰退など多くの課題を抱えています。これらの課題は、人口増・人口減にかかわらず世界の地方・農村に共通している課題であり、その解決のため多くの人を巻き込みプロジェクトを実施できる人材が必要とされています。国内の課題を解決できるスキルは世界の課題を解決できるスキルにつながります。

　総務省の地域づくり支援制度として「地域おこし協力隊」があります。地方で活躍する「地域おこし協力隊」などは、このスキルを活かすことができます。中之条町では地域おこし協力隊募集の一環として本講座を実施しています。

研修概要

• 地方・地域で活躍するためのスキルとして、PCM（プロジェクト・サイクル・マネジメント）をベースとした研修です。
• 国際的に活用されている「PCM:プロジェクトサイクルマネジメント」を基盤に、地域づくりの思考「地域ビジネスと組織づくりの2軸4象限」の思考法をとりいれてます。
• PCMの強みである世界で通用する論理性（ロジック）や「みんなを巻き込む力=ファシリテーション」を体験し、地域再生マネージャーの思考法を身に着けることで、国内外における地域や組織、また個人的なプロジェクトにも当てはめる実践力を磨きます。
• 会場は、オンライン（Zoom、Miro)、中之条町役場付近の空き家活用物件（現地）です。
• 従来の研修は、架空の町の事例を使っていましたが、今回は中之条町の実際の事例に基づいて実施していきます。​
• PCM研修チラシ [PDFファイル／599KB]

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