空き家を手に入れる方法として一番多いのは市町村が運営している空き家バンクを活用することではないでしょうか。
でも、そこでわかる情報の多くは写真や築年数などの情報。実際にどのような改修が求められていて、全体の改修費はどのくらいなのか、空き家バンクに掲載されているだけの情報で現地訪問して後悔したことはないでしょうか。
今回の出張相談デスクは、建設業界で働いていた経験のある福島県県南地域の移住コーディネーターがあなたの希望とする空き家をどのように探していくのが良いのか、ヒアリングをもとに空き家購入までのプロセスを一緒に考えていきたいと思っています。

空き家の場合、多くの物件では購入後のリフォームが必要になります。実際に購入したのはいいものの、その後のリフォーム代を考えると新築の物件を買ってもあまり差がなくなってしまうことも少なくありません。（県南地方では新築の建売物件が１千万円代のものもあります）

実際には空き家の購入費に加えて、リフォーム代がどの程度の金額になるのかを理解しなければなかなか購入に踏み込むことはできないでしょう。　福島県県南地域の移住・定住相談所「ラクラスしらかわ」では、これまでに地元の工務店の協力をもとに管内で販売されている空き家を巡り、その物件の改修費がどの程度になるのかといった「空き家セミナー」を開催してきました。
必要に応じて、そちらの資料も参考にしながら、実際の改修費についてご案内いたします。
また、福島県では様々な支援策がありますので、そちらのご紹介や補助金を申請する際の注意点などもご説明させていただきます。

福島県県南地域は９つの市町村(西郷村・白河市・泉崎村・矢吹町・中島村・棚倉町・鮫川村・塙町・矢祭町)で構成されています。補助金や生活環境、子育て支援など市町村によってそれぞれ異なる魅力を持っています。　市町村の特徴についてもお気軽にご相談ください。

【県南地域の移住のポイント】
①東京駅まで最短70分なので様々なライフスタイルを選択できる
②那須やいわきなど日帰りで楽しめるアクティビティが豊富
③東北なのに雪が少ない
④子どもの医療費が無料
⑤待機児童が少ない
⑥新築建売住宅が1千万円台で手に入る
⑦移住者も入りやすいコミュニティがたくさんある
⑧地域おこし協力隊の満足度が高い
⑨テレワーク希望者への支援が充実