地域おこし協力隊<基本編>~移住の選択肢の一つ「地域おこし協力隊」とは? |地方暮らしのススメ|FURUSATO

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地域おこし協力隊<基本編>~移住の選択肢の一つ「地域おこし協力隊」とは?

地域おこし協力隊<基本編>~移住の選択肢の一つ「地域おこし協力隊」とは? | 地方暮らしのススメ

地方移住の仕事の選択肢、「地域おこし協力隊」とは?

地方への移住を考えている。今までとは違う新しいことや仕事にチャレンジしたい…そんな方に注目されているのが「地域おこし協力隊」制度です。今回は、「地域おこし協力隊」の基本的なしくみや情報をご紹介します。

地域おこし協力隊とはどんな制度?

地域おこし協力隊とは、簡単に言うと、都会から地方の過疎地域などに移住し、地域の活性化や定着・定住を図る制度のことで、移住する際の働き方の一つとして挙げられます。2009年度より総務省によって制度化され、地域おこし協力隊員1人あたり480万円を上限に財政措置を行っています。
2022年度には6,000名を越える地域おこし協力隊の隊員が、1,000を超える自治体で活躍しています。その内訳は、

  • 男女比およそ6:4
  • 約7割が20~30代

任期終了後、およそ6割の隊員が活動した地域に定住しています。地域おこし協力隊の具体的な活動内容や条件、待遇等は自治体によって異なります。例えば前述の通り年代としては20~30代が多いですが、自治体によっては経験豊富な40代以降も募集している場合もありますので、募集要項をよく確認しましょう。

地域おこし協力隊の目的とは

「地域おこし協力隊」制度の目的は、主に以下の2つです。

  • 地域の活性化
  • 定住促進

高齢化や過疎化が進む地域では、若者や人材の流出が深刻化しています。地域おこし協力隊は、地域住民と協力しながらその地域が抱える課題を解決し、地域の活性化と持続可能性の両立を目指します。

地域おこし協力隊員の任期と待遇

地域おこし協力隊の活動期間は、概ね1年以上3年以下です。業務内容、雇用条件等は自治体や募集内容によって異なりますので、応募の際はよく確認をしましょう。
また、自治体によっては起業や事業継承(継業)、農業などの支援を受けられる場合もあります。地域おこし協力隊として活動しつつ、地方での新たな暮らし方や働き方を探ることができます。

あわせて読みたい

元山梨県の地域おこし協力隊隊員による記事はコチラ!応募する際はどんな点を確認すれば良いか等実体験を元にお伝えしています。実際の家計簿なども公開。
「経験者が思う「地域おこし協力隊」応募前に考えたいこと 前編」
「経験者が思う「地域おこし協力隊」応募前に考えたいこと 後編~働き方&家計簿編~」

 

「こんなはずじゃなかったのに!」とならないためにも、募集要項はしっかり確認を!

地域おこし協力隊の活動内容

地域おこし協力隊の主な活動内容は、大まかに分類すると以下の4つに分けられます。

地域の魅力を活かした地域ブランド・地場産品(※)の開発・販売・PR

地域の魅力を発掘・PRして、地元の産品を販売する活動です。地域の特産品や伝統工芸品、観光資源などの魅力を広く知ってもらうため、広報や販売のしかたに工夫が求められます。最近ではSNSでの情報発信が業務内容に組み込まれていることも多いようです。

地場産品…その地域で生産された、農畜水産物、加工品、伝統工芸品、観光商品などの総称 

農林水産業(一次産業)への参入 地域の農林水産業に携わって、地域を盛り上げる活動です。経験者はもちろん、これまで知識や経験がなかった人でも応募できる場合があります。
地域の問題解決や活性化 その地域が抱える課題解決したり地域を盛り上げたりする活動です。どのようなニーズがあるのか把握し、地域振興につながるプロジェクトを実施します。
フリーミッション型

「フリーミッション」は、あらかじめミッションが決まっている上記3つとは違い、隊員自身が活動内容を提案します。自由なアイデアで地域課題を解決するため、自分のスキルや経験、発想を活かして活躍できるのが特徴です。

地域おこし協力隊の在り方と課題

地域おこし協力隊は、地域の活性化と定住・定着を促進するための制度です。
しかし、その一方で、以下のような課題もあります。

  • 地域によって定着状況に差がある
  • 地域のニーズと隊員のスキルや経験、条件のミスマッチ
  • 行政の支援体制が十分ではない所もある

これらを解決するためには、

  • 地域の生活環境や活動内容をわかりやすく伝える
  • 応募者のスキルや経験、想いと、地域のニーズを事前にしっかりすり合わせる
  • 隊員の研修やフォローアップを充実させ、働きやすい環境を整える

などが挙げられますが、いずれも行政や地域(=受入側)と隊員(=移住者)双方が協力し合うことが大切です。

思わぬトラブルに発展しないよう、不安や疑問は移住前にしっかり解消しましょう!

 

以上が、地域おこし協力隊の基本的な情報です。

「地域おこし協力隊全国サミット」で先輩隊員の話を聞こう!

総務省主催で「地域おこし協力隊全国サミット」というイベントも開催しています。全国の地域おこし協力隊員がそれぞれの地域でどんな活動をしているのか、また、隊員OB・OGからは体験報告などリアルな声を聞けます!さらに、有識者たちによる講演も開催。サミット、ワークショップ、ブース展示など盛りだくさん。
「地域おこし協力隊って実際どうなの?」と少しでも気になる方はぜひ参加して、地域おこし協力隊の魅力を体感してみませんか?

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地域おこし協力隊の関連リンク

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地域おこし協力隊に関する移住イベント情報

★移住セミナーや移住フェアでは、実際に地域おこし協力隊になった先輩移住者の話を聞いたり交流できる機会も多いです。最近ではオンラインで開催する移住セミナーも多いので、まずは気軽に情報収集から始めるのもオススメです。

移住相談をするなら日本最大の移住相談窓口「ふるさと回帰支援センター」へ!

東京・有楽町に構える移住相談センター「NPO法人ふるさと回帰支援センター」(東京交通会館8階)では、地域おこし協力隊をはじめ全国各地域の移住情報を豊富に揃えています。各地域の専属の移住相談員も多数在籍していますので、ぜひお気軽にご相談下さい。

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