投稿日:2020.12.12 最終更新日:2023.05.13
WITH コロナ時代の物件の探し方!
2020(令和2)年は、新型コロナウイルスの全世界的な感染拡大によりわたしたちの日常生活も大きく変化しました。これまで当たり前のように暮らしてきたことが一転、「三密」を避けるための新たな日常が始まりました。
このような時代にあって、地方暮らしのための物件探しにもある変化のきざしが…。
これからの「WITH コロナ時代」。物件探しはどのように変わっていくのでしょうか。
ひとつ先行く地方暮らしの物件探しのポイントをお話しいたします。
(監修:ふるさと情報館 中村健二)
※このページは、「第16回ふるさと回帰フェア2020」(2020年10月10日・11日開催)のガイドブックに掲載した記事をWeb版として再構成したものです
代表的な地方の物件
では地方物件にはどのような種類があるのでしょうか。以下代表的なものを挙げてみます。
●民家物件
民家の多くはその地方にお住まいの方の実家であることが多い。築100年以上のものはザラで、明治初期や江戸後期の建物が現存する。柱や梁などの構造材は見事で利用価値は高いが、補修費が大きい。
●移住者物件
平成の初期に都会から移住された方々が建てた住宅。薪ストーブや広いデッキ、高気密高断熱住宅の高性能な住宅で家庭菜園や果樹なども引き継げる。都会的なテイストと成熟したガーデンが魅力。
【ポイント】全国の空き家率は 13.6% と過去最高。
総務省が発表した2018(平成30)年における全国の空き家軒数は849万戸で、5年前と比べ29万戸の増加。空き家率は0.1ポイントの増加で13.6% と過去最高を記録した。別荘の多い甲信地域、人口流出の高い四国、九州で目立つ。
これからの時代の物件探しのコツ
「WITH コロナ」の時代にあっては、人が多く集まることを避けるために物件探しにもいろいろな工夫が求められるところ。ズームなどの離れた場所で行われる相談会へ参加をしてみるのも手です。物件検索をする場合でもWeb サイトは質量とも充実してきています。ここでは物件探しのポイントとなるコツをご紹介します。
●地方暮らしの情報を入手する
●Zoom(ズーム)相談会で情報収集
●Webサイトで物件を探す
●移住相談窓口を利用する
【ポイント】物件探しに優先順位をつける。
自治体担当者や業者に自分がどういう物件を望んでいるかを説明するときに大事なのは、「平家で駅に近いこと、買い物は車で10分以内、スクールバスがあること」など具体的な内容です。そして優先順位をつけること。これは物件探しの鉄則です。