埼玉移住のはじめかた ~北部地域~
こんにちは。サノです。
埼玉県移住相談員が独自の目線で暮らしの情報をピックアップ!
今回は、北部地域(熊谷市、本庄市、深谷市、美里町、神川町、上里町、寄居町)です。
(他の地域は『おうちでできる!移住の準備のはじめかた』Step.2からご覧いただけます)
~北部地域の「イチオシ!」キーワード~
#らくらく新幹線通勤
#商店街やマルシェに元気をもらう
#食の豊かさ・家族との時間
目次
#らくらく新幹線通勤
熊谷市(くまがや-し)
毎年夏になると気温のことが話題にのぼる熊谷市。2019年のラグビーW杯では、観客に対するおもてなし力の素晴らしさが話題になりました。全国の人から定期的に気にかけられる、愛すべき熊谷には、地産地消にこだわった飲食店がある、水道水がおいしい、妻沼エリアのまちあるきが楽しい等々、日々小さな幸せをかみしめられる要素が沢山あります。
何より注目は、新幹線通勤の補助金制度があること。東京駅まで最短39分で快適に通勤できます。
また、住宅探しには空き家バンクをご利用いただけますが、夏の暑さが心配という方は、暑さ対策バンクをぜひご活用ください。
★熊谷市の暮らしの情報はこちら
・熊谷市定住促進サイト「熊谷で暮らす」
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
・移住者インタビュー
美里町(みさと-まち)
平坦地と丘陵地が織りなす田園風景がのどかな美里町は、穏やかな気候が特徴です。町内のお出かけ先として、特産品であるブルーベリーの観光農園や、ヘラブナ釣り・ワカサギ釣りが楽しめる円良田湖などがあります。また、関越自動車道 本庄児玉ICや寄居スマートICが近いので、群馬県や新潟県方面へのアクセス環境も良好です。
美里町には、庭付きのゆとりある住宅を求める方が美里町定住促進奨励金を利用して移住しています。「移住したら通勤が大変になりそうだから、転職先も探さないと・・」という方は、本庄早稲田駅を利用した新幹線通勤はいかがでしょう。新幹線定期券購入補助制度を利用すれば、移住先に慣れてから冷静に転職を検討できますし、環境の変化による負担を分散させることができます。
★美里町の暮らしの情報はこちら
・美里町ホームページ「移住定住パンフレット~ウツクシタウンライフ~」
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
写真:移住定住パンフレット「ウツクシタウンライフ」・「美しい里マップ&ガイド」
#商店街やマルシェに元気をもらう
本庄市(ほんじょう-し)
市内には商業施設が複数あり、日常の買い物には困りません。新幹線が停車する本庄早稲田駅もあり、利便性が注目されがちな本庄市ですが、ここでは本庄ぐらしを彩るポイントのひとつとして、NEXT商店街プロジェクト事業のひとつである「本庄まちゼミ」をご紹介します。
「本庄まちゼミ」は、本庄市内の店主が講師になって、生活を楽しく豊かにするための知識やノウハウを教えてくれる少人数制の講座です。2020年2月には、36講座が開催されました。興味のある講座への参加を通して、市内のお店や店主と出会えます。人となりのわかる店主とちょっとした挨拶をしながら安心して買い物できる環境は、気持ちのゆとりにもつながりそうです。
★相談員が実際に訪問した時のレポートはこちら⇒本庄市ではたらく・あそぶ ~埼玉移住のポテンシャル?~
★本庄市の暮らしの情報はこちら
・本庄市ホームページ(移住情報サイト)
・本庄市住まいる応援金(本庄市へ転入して住宅を取得した40歳以下の方に対する支援制度。新幹線通勤補助についてもこちらをご確認ください)
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
・移住者インタビュー
★本庄市は移住支援金制度の対象です。移住を機にお仕事をお探しになる方は、埼玉県移住就業マッチングサイトをご活用ください。
寄居町(よりい-まち)
かつて、鉢形城の城下町として栄えた寄居町。豊臣秀吉による小田原合戦の際、当時の城主・北条氏邦が城兵の助命を条件に無血開城したエピソードからも伝わるように、寄居町には温かみがある人が多いように感じます。穏やかな人が集まる地域性からか、鉄道路線は3路線が走っているものの、静かでのんびりとした環境です。
そんな寄居町では、中心市街地活性化事業が進行中。空き店舗を活用した駅前交流施設ができるなど、穏やかな市街地に少しずつ賑わいが生まれています。この取り組みの素敵なところは「町の若者も重鎮も、お店も農家も、町外のひとも、皆を巻き込んで町を盛り上げよう」という風通しのよさ。「寄居若者会議」など、町内外の人を巻き込んだまちづくりがさかんです。こうした交流の場に参加して、町に信頼できる方がいる状態で移住できたら安心ですね。
★寄居町の暮らしの情報はこちら
・寄居町移住ガイドブック「寄居時間」
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
・移住者インタビュー
神川町(かみかわ-まち)
神流川を挟んで群馬県に接する神川町の魅力は、こんもりとした山々と広々とした田畑が広がる風景。以前、神川町にUターンした方が仰った「毎朝、この景色の中で自動車通勤する時間が本当にしあわせ」の一言が鮮烈によみがえります。「通勤時間が幸せ」と言える暮らしって凄くないですか?
また、自然栽培の農産物や自然素材にこだわったものづくりに携わる方が身近な地域なので、町内で開催されるオーガニックマルシェは、とても賑わいます。空間にゆとりがあるので、店主との会話を楽しんだり、腰かけてゆったり食事したりできるのが嬉しいです。おいしいものをつくって、いただいて、地域のひとと分かち合う暮らしがあります。
★神川町の暮らしの情報はこちら
・神川町ホームページ
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
・移住者インタビュー
★神川町は移住支援金制度の対象です。移住を機にお仕事をお探しになる方は、埼玉県移住就業マッチングサイトをご活用ください。
写真:埼玉県移住相談員撮影(神川町で開催されたマルシェにて)
#食の豊かさ・家族との時間
深谷市(ふかや-し)
深谷と言えば、深谷ねぎとふっかちゃん。こちらの記事でご紹介した通り、深谷ねぎは移住相談員のねぎに対する価値観を揺るがせました。農業生産地として知られる深谷市は、食事や給食といった、食を通して暮らしを豊かにする地域の取り組みがさかんです。子ども食堂を運営するNPOの方や保育園を統括する住職のインタビューをご覧いただくと、深谷市の子どもたちの居場所がお父さんお母さんの心の拠りどころにもなっていることが伝わってきます。
深谷の農業と観光を発信する花園IC拠点整備プロジェクトで更なる雇用創出が期待されるほか、異業種から新規就農された方もいる深谷市。自分らしい働き方を見つけつつ、家族の時間を大事にする暮らしが叶いそう!
★深谷市の暮らしの情報はこちら
・深谷市移住定住サイト
・深谷市魅力発信ポータルサイト「まるっと深谷ガイド」
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
・移住者インタビュー
上里町(かみさと-まち)
埼玉県北部地域は、全体的に農業がさかん。最北端に位置する上里町も例外ではありません。
町のマスコットキャラクターのモチーフにもなっている種子小麦をはじめ、日照時間の長さに恵まれた肥沃な土地で、年間を通してさまざまな旬の野菜が栽培されています。
慣行栽培だけでなく、有機栽培に代々取り組む農場もあること。また、食や農に携わる方々が一般向けに食の安心・安全などについて情報発信されているところから、多用な価値観が混在する地域性と食の選択肢が多くある贅沢な環境であることがうかがえます。
新たに農業をはじめたいとお考えの方は、上里町新規就農ガイドブックをご確認ください。
★上里町の暮らしの情報はこちら
・埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~
北部地域の暮らし・就職・空き家のことなら
以上、北部地域のご紹介でした。
埼北移住 ~埼玉県北部地域移住・定住交流サイト~には、北部地域の空き家情報、移住者インタビュー、各種イベント情報がすっきり見やすくまとまっています。
また、就職に関する情報収集は、埼北就職応援サイトをご利用ください。
まずは相談したい!そんな方は・・
自分に合った地域を相談しながら考えたい方は、「住むなら埼玉」移住サポートセンターにご相談ください。お話を伺いながら、移住のイメージを具体化するお手伝いをします。
お役立ちリンク
〔移住全般に関する情報〕
・「住むなら埼玉!」移住・定住情報(埼玉県各市町村の移住施策や関連情報を掲載)
〔移住と農的暮らしの情報〕
・埼玉ではじめる農ある暮らし (移住して“農ある暮らし”をはじめたい方向けの情報を掲載)
〔就職関連情報〕
・埼玉しごとセンター(相談者の志向に合わせた、きめ細かい就職支援)
・移住支援金(最大100万円)制度のお知らせ(対象:秩父市、飯能市、本庄市、ときがわ町、横瀬町、皆野町、小鹿野町、東秩父村、神川町)
・埼玉県移住就業マッチングサイト(移住支援金対象求人を掲載)
〔起業・創業に関する情報〕
・創業・ベンチャー支援センター埼玉(創業をサポート。起業支援金制度の詳細はこちら)