神戸あるある その2~子ども目線で神戸移住の先を覗いてみる~ |地域のトピックス|FURUSATO

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神戸あるある その2~子ども目線で神戸移住の先を覗いてみる~

神戸あるある その2~子ども目線で神戸移住の先を覗いてみる~ | 地域のトピックス

昨日、ひょんなことから地元の小学生の頃からの友人とのやりとりの中で「神戸ノート」の話で盛り上がってしまいました。「神戸ノート」については以前に一度ご紹介しましたが(その時の記事はこちら)それ以外にも「実はあれって神戸だけやったん?!」という事がいくつか判明してきました。今回はその勢いで、「子ども目線での神戸移住」についてここでもご紹介させて頂きます。

●れんらくちょうのカバー

これは神戸ノートの続きですが、その中の連絡帳にはカバーが存在しています。毎日使ってボロボロになるからですかね。ちなみに友人のひとりは、今は神戸とは違う市に住んでいるのですが、小学生の子どもに神戸ノートを使わせているようです。実家に帰った時にたくさん購入するそうで、大人になってからも愛着があるのですね。

 

●体操服と給食袋

これは個人的には新事実でした。小学生の頃は、体育がある日は朝から体操服で通学して、給食の時は家から持参した給食袋から、お箸とビニールのランチョンマットみたいなものを引いて食べていましたが、これはどうやら神戸だけだったようです。今も神戸に住んでいるもうひとりの友人の所では小学生の子どもも変わらず同じで、神戸以外では違うとのこと。
言われてみれば、東京でも体操服姿でうろうろしている小学生はあまり見ない気がします。
神戸の常識(U5H エピソードマンガ4コマより)

 

●とくれんのゼリー

給食ついでのネタなのですが、少し冷凍が溶けたシャリシャリ感が忘れられない「とくれん」のゼリー。これは給食のデザートでたまに出てくるお楽しみなのですが、神戸の小学校で育った人は泣いて喜ぶ美味しさです。余談ですが、小学生の頃の恩師の定年祝いの同窓会でこれをサプライズで出して、かなり盛り上がりました。

 

●上履きがなく、数か月に一度「油引き」をする

下駄箱の存在は、昔はテレビドラマの中だけだと思っていました。神戸ノートと同様に、これも大人になってから神戸だけだという事に気づくのですが、神戸市内の小学校はほとんど土足なので下駄箱はありません。そして数か月に1回、教室の床に「油引き」といわれるワックスがけを子ども達が当番でやります。引いたところの床に、給食袋を落として汚れてしまった…という思い出がある人、結構いるのではないでしょうか。

調べていてわかったのですが、この習慣は西洋の文化を強く受けているからなのだそうです。なるほど、たしかにそう考えると神戸っぽい文化ですよね。

 

●日直ではなく「日番(にちばん)」

学校で毎日順番にまわってきて、挨拶のかけごえをしたり、黒板を消す役目がありますよね。神戸ではそれは「日番(にちばん)」と言います。どうやらこれも、神戸中心の限られた地域だけの呼び方のようです。たしかにこの文章で、何度「にちばん」と打っても「日番」と変換ができませんので、やはり一般的ではなかったのですね。

 

●自然学校

私の頃は、小学5年生のときに5泊6日で行きました。いわゆる小学校高学年のときに行う学校行事で、林間学校の事です。神戸あるあるというよりも、兵庫県あるあるなのですが、調べてみると1988年度から兵庫県内の小学校で実験的に始まったようで、昔からあるものだと思っていたのですが、当時が割と始まった初期の頃だったのだと今さらになって知りました。

5泊6日と期間が長いことが特徴ですが、2009年度からは4泊5日に変更されているようです。
「かねいちや」と聞いて反応する人がいれば、その方はきっと兵庫県の出身者です。

 

というふうに、まだまだ知らなかった神戸あるあるが隠れていました。小学生の頃のことを思い出して、今でもこんなに盛り上がれてしまうのは神戸出身者の特権かも知れないですね。現在も続いている神戸あるあるも沢山ありますので、もし小さなお子様と一緒に家族で移住を考えているという方は、今回ご紹介したことも、子ども目線で知っておいていただいても損はないと思います。

神戸あるある1はこちら

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