明石焼き/神戸グルメ vol.04
神戸グルメの第四弾は、お隣の明石市が本場の「明石焼き」についてです。
関西で「たこ焼き」といえば大阪。青のりとかつお節が揺れていて、あのソースとマヨネーズの匂いがたまらない、私も大好きなグルメのひとつなのですが、神戸の西のほうで育った私は「明石焼き」のほうが馴染みがある食べ物でした。こっちの方が「たこ焼き」だと思っていたくらいです。
「明石焼き」をご存知ない方に少しだけご説明すると、明石焼きはシンプルに蛸だけが中に入っていて生地がほとんど玉子、出汁につけて食べる食べ物です。本場では「玉子焼き」とも呼ばれ、ソースは付けても付けなくてもいいのですが、付けないお店も多くフワフワした食感がたまりません。
神戸グルメといいながら明石のご紹介をしていますが、明石市と神戸市はお隣同士で新快速に乗れば三ノ宮駅までも15分の距離。明石焼きのお店も、神戸の西側だけでなく元町や三宮にも多くあるのです。でも、やっぱりお店の数は本場の明石が一番。
明石の駅前すぐには「魚の棚(うおんたな)商店街」があるのですが、お昼時になれば行列が出来るお店もありとても賑わっています。私は帰省時には新幹線を使うのですが、新神戸駅よりも「西明石駅」で降りる事の方が多く、お昼時に到着した時にはJRに乗り換えて明石駅で下車してここに立ち寄ります。
すごい活気があふれていますよね!いろいろと見ながら歩くとついつい色んなものに目移りしてしまい、ここぞとばかりに明石焼きに加えて「鯛茶漬け」も一緒に食べてしまいます。もう写真を見ているだけで、お腹が鳴ってしまいそうです。
神戸を訪れた際には、ぜひ明石にも少し足を延ばしてみるのもオススメです。
そして明石焼きを食べたことがないという方は、ぜひ一度食べてみてください。