【特別公開!】地域おこし協力隊で移住セミナー~瀬戸内・島暮らしの先輩に聞く、協力隊のリアル~ |地域のトピックス|FURUSATO

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【特別公開!】地域おこし協力隊で移住セミナー~瀬戸内・島暮らしの先輩に聞く、協力隊のリアル~

【特別公開!】地域おこし協力隊で移住セミナー~瀬戸内・島暮らしの先輩に聞く、協力隊のリアル~ | 地域のトピックス

地域おこし協力隊ってどんな仕事?瀬戸内・離島の協力隊に聞きました!

9月11日、地域おこし協力隊について、リアルな情報を知ることができるオンラインイベント「【愛媛で働く】地域おこし協力隊で移住セミナー~瀬戸内・島暮らしの先輩に聞く、協力隊のリアル~」を開催しました。多くの方に知っていただきたい内容でしたので、その一部をご紹介します!

地域おこし協力隊卒業生でしまなみ海道の大三島(今治市)に移住されている鍋島さんと、瀬戸内・松山市の離島、興居島(ごごしま)の地域おこし協力隊、家弓さんをゲストに迎えてお話を伺いました。

地域おこし協力隊のメリットは?地域の人と出会いやすくなる、地域活動がスムーズに始めやすいです!

地域おこし協力隊のリアルな事情や島暮らしについて役立つお話が盛りだくさんでした。チャットでいただいた質問をいくつかご紹介します。

Q.地元住民の方の移住受け入れについて、どのような感じか知りたいです。関係性は良好ですか?
A.今治市大三島では約10年前から協力隊制度を導入しています。なので、協力隊制度がだいぶ認知されています。また、卒業生たちも起業などをして定住している方が多いです。
地域の方は、良い距離感で見守ってくれている印象があり、協力隊や移住者の居場所があると感じています。

移住者同士が固まりすぎてしまうことは問題にもなります。大三島では、地域の方とコミュニケーションがとれている人が多いように思います。そして、地域文化や歴史などに興味があり、大切にされている移住者が多い印象です。

Q.愛媛県の協力隊はどのような年代が多いですか?
A.30~40代が多いと思います。子育て環境を求めて移住されたご家族や夫婦も多いです。60代以上の方もいらっしゃいます。

Q.大学の学業と両立はできると思いますか?
A.全国的にみても、大学を休学して協力隊になっている人はいます。ただ、大学に行きながらというのは厳しいように思います。

Q.ペット同伴での移住はどう思いますか?
A.家弓さん 興居島でペットを飼っている人は多いけれど、移住してきた人でペット同伴はまだ聞いたことないです。
A.鍋島さん 大三島に来てから飼い始めました。犬と散歩している人もよく見かけますよ。地方はペットが飼いやすいと思います。賃貸だと、ペット可能なところを探す必要はありますね。広めの家が多いし、交通量が少ないため散歩しやすいです。また、ペットがいることで近所の方に声をかけてもらえます。

Q. 地域おこし協力隊はどんな業務内容がありますか?
A.ミッションが決まっているものもあれば、フリーミッションというのもあります。地域によって千差万別なので、行きたい地域にどんなミッションがあるかは、しっかりと確認する必要があります。どのようなミッションでも、地域活動はマストになります。(それぞれの町の移住相談窓口で詳細を聞くことができます。)

Q.?どんな人を求めていますか?
A.社会人の経験が豊富な人を求めている地域や、20代の隊員が多い地域など様々です。気になるときには該当市町の窓口で聞いてみて、ある程度対策できるかもしれません。

Q.橋がかかっている島と橋がかかっていない島では、仕事のしやすさに違いはありますか?A.例えば、橋があれば、資材など必要なものを買いに島外に出るなどの利便性は高いです。24時間いつでも島外に出ることもできます。一方で、”島感”が薄いです。船に乗っていく離島の方が、島独特の感じが楽しめます。
興居島だと、松山市の陸地部から船で10~15分で渡れるのでとても便利です。

Q.台風の時には何か備えをしていますか?
A.興居島の場合、船が止まる可能性があるので、水や食料を準備しておくことぐらいです。まだ恐い思いをしたことはありません。台風よりも、豪雨、線状降水帯の発生が最近だと恐いですね。

Q.地域に関わる上で、地域おこし協力隊のメリットはありますか?
A.島の人と島外の人を繋ぐことをミッションにしています。行政の担当者や地域の方と出会いやすいのがメリットですね。公的機関の仕事なので、地域の方からも安心感を持ってもらいやすいと思います。

Q.地域ならではの考え方や文化など、地域との関わりの中で、疲れることはありましたか?
A.初めのころには、悪口を言ったわけではないのに、そのように広がってしまっていたなんてこともありました。ローカルルールというのはやはりありますね。
また、休みの日にもやることがたくさんあります。人口が少ない地域だと地域で協力して暮らしているので、役割がたくさんあるケースもあります。

Q.生活費はどのくらいかかりますか?
A.協力隊の給与の範囲内で十分生活できています。コロナ禍でよりお金を使う場面がなくなっていますね。

Q.島で活動していく上での課題と、島の魅力は?
A.ずっと地域にいることが最初はしんどく感じました。(←あるあるですね。)けれど、市街地まで近いのですぐに出かけていけるのも興居島(松山市)の魅力です。

地域の特徴や課題を見つけるときに、歴史や地域情報はだれでも簡単に調べることができます。けれど、住んでみて肌感を持ってその地域の課題や住民の方の思いを知っていくことがとても大切です。

Q.協力隊がどんな経歴でどんな業務をしているのか知りたいです。
A.個別相談で知りうる限りお伝えできるほか、「えひめ暮らしネットワーク」のWEBサイトでもご覧いただけます。
<えひめ暮らしネットワーク> ・メンバーリストから現役の隊員たちのミッションがわかります。・運営スタッフ・ブログのページもご覧ください。今後、ブログがますます充実していく予定です。

最後に、移住検討されている方に向けてゲストのお二人からメッセージです。

家弓さん 「松山市の離島(興居島・中島の地域)でも地域おこし協力隊の募集が開始されると思います。近日中に情報公開されると思いますので、お見逃しなくご確認ください!」

鍋島さん 「日本全国色んな地方で、いろんな移住の手段がある中で、自分がビビッときた場所はたいてい当たりが多いと思います。妥協せずにしっかりと選んでいただいて、それがもし愛媛県内のどこかであった場合には我々がしっかりと支援したり、いろいろおつなぎしたりできると思います。大歓迎でお待ちしていますので、何かあったらいつでもご相談ください!」

えひめの地域おこし協力隊になるまでのステップ

愛媛県では、ほとんどの市町で地域おこし協力隊を導入しています。業務の幅も広く、具体的な業務内容が最初から決まっているものや、自分で提案していくもの、個人事業主として行うものなど様々です。
活動していく中で協力隊ならではの悩みも出てくると思いますが、愛媛県では地域おこし協力隊の全県的なコミュニティがあり、親身になって相談にのってくれる仲間が多くいます。

業務のことや地域のことは、協力隊の募集を行っている各自治体の移住相談窓口で情報収集できます。現地見学会や、現役協力隊・任期満了後に定住した卒業生との懇談会などを実施している自治体もあります。一口に地域おこし協力隊といっても、自治体ごとに業務内容や待遇は様々です。ネットで情報収集の次は、いろいろな人から話を聞いて検討していくことをオススメします。

現在募集中の地域おこし協力隊は?今治市でも募集を開始しています!

みかん農家や農業振興、特産品開発、林業、観光、移住環境整備などさまざまな業務内容で募集があります。まずはこちらからご確認ください▼

https://e-iju.net/event/kyouryokutai-r3/

※随時募集のものは、選考が進んでいる可能性があります。各市町にて、最新の情報をご確認ください。

そのほか、協力隊の制度について詳しくご紹介している動画もあります▼「協力隊なる前セミナー」第1回~4回まであり、おすすめです!

 

■■■愛媛県・地域おこし協力隊全般について、もっと聞いてみたいという方は、お気軽にご連絡ください■■■
?移住相談窓口 TEL:080-7749-3244
MAIL:[email protected]
※電話が繋がらない場合は、ふるさと回帰支援センター(03-6273-4401)まで。

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