瀬戸内・香川・アートとネコと島暮らし
目次
瀬戸内の島へ
香川県の移住コーディネーターになってから、瀬戸内の島が大好きになりました。
以前から、瀬戸内海については「穏やかで暖かで平和的」イメージを強く持っていたのですが、実際に訪れてみると、本当にイメージのままでした。今回は訪れた島々について、つぶやいてます(笑)
小豆島
小豆島のエンジェルロードは、一日2回の干潮の時間に現れる砂の道。砂州の真ん中に天使が舞い降りてきて、願いを叶えてくれると言われているロマンティックな場所です。
日本三大渓谷美のひとつに数えられ、瀬戸内海国立公園を代表する景勝地の一つ、寒霞渓。
ロープウェイから眺める景色はダイナミックです。
「瀬戸内国際芸術祭2022」の出展作品、土庄港にある「太陽の贈り物」。右は「ジョルジュルースのアート@ジョルジュギャラリー」この写真、トリックアートなのです。
「瀬戸内国際芸術祭2022」の公式HP はコチラ
女木島(めぎじま)
高松港からフェリーでわずか20分の所にある、鬼ヶ島伝説のある島です。
瀬戸芸の開催地にもなっています。女木島の作品については
「瀬戸内国際芸術祭2022に行ってきました」の記事をどうぞ
きれいな砂浜がつづく海岸線沿いに、カフェや食堂が並んでいます。
私がランチをしたお店「MEGINO」は、移住者夫妻の経営するカフェ&ゲストハウス。
下の写真のような景色を眺めながら、食事ができますよ。
男木島(おぎじま)
女木島からさらに15分ほどで、男木島に到着します。平地が少ないこの島には、南西部の斜面に階段状に集落がつくられ、港から民家が鱗のように重なり合う独特の景色を見ることができます。
お天気の良い日には、遠くに高松港が見えます。島につくとすぐに目に飛び込んでくるのは「男木島の魂」現在では食事やお土産、乗船券の販売などを行っている「男木交流館」として、島のシンボルになっています。
男木島については「瀬戸内国際芸術祭2022年に行ってきました パート2」をどうぞ
上の写真は、「男木島灯台」ここへは、森の中を突き抜けて徒歩で約40分かかって来ました。
この時は残念ながら、資料館は閉館していて近くまでは行くことはできませんでしたが、離れた場所からでも総御影石造りの美しい姿を垣間見ることができて、感激しました。
直島(なおしま)
言わずと知れた、元祖アートの島。瀬戸芸開催期間には行ったことはありませんが、島に着いて目を引くのはやはり「赤いカボチャ」そして、島のあちらこちらにアート作品が点在している、なんともシュールで楽しい島なのです。
佐柳島(さなぎじま)
香川県の西側地区にある、多度津港からフェリーで約40分の、佐柳島。瀬戸芸の開催地である隣の高見島を経由してゆきます。人の数よりネコの数の方が多いと言われているネコノシマです。
写真家=五十嵐健太さんの「飛び猫」という写真集で一躍有名になりました。
島の猫たちは、とても人なれしていて近づいても逃げる子はほとんどいません。中にはお店の前で留守番をする子たちもいます(笑)
そしてこの島唯一の宿泊施設兼食堂=ネコノシマホステルの経営者夫妻も移住者です。
ホステルからは、お天気の日には、こんなきれいな朝日を見ることができます。
下の写真、左は夜いただいたタコのお刺身とタコ飯の定食。右は朝ごはん。
豊島(てしま)
豊島は、小豆島と直島の間にあります。やはりアートの島として人気があり、瀬戸芸の時期はたくさんの人が訪れます。豊島美術館付近から見る海の景色は絶景です。
上は、作品「ささやきの森」と「島キッチン」島キッチンでは食事をすることもできます。人気なので、必ず予約をしてから行くことをお勧めします。
島キッチン以外でも食事をするところは、たくさんありますので、豊島での飲食は心配いりません。
豊島美術館の近くの棚田の上には「碧い空」という製麺所直営のお店があり、絶景を眺めながら食事ができますよ。上の写真は、いただいた「ぶっかけそうめん」
ほかにも、お天気の良い日には石窯を備えた、もっちもち生地のピザのキッチンカーが現れます。青空の下でいただくピザは、絶品です!
広島(ひろしま)
ん?広島って広島県のこと?と勘違いされる方もいらっしゃるでしょうが、実は同じ広島という名前の島が香川にはあります。香川県の西側にある島々は「塩飽諸島(しわくしょとう)」といい、戦国期から江戸時代にかけて海運王国を築いた塩飽水軍と呼ばれる船乗り集団が治めていました。その中で一番広い面積を持つのが、広島です。
青木石の産地として有名な広島。島のところどころで「いろは石」といわれる石碑を見ることができます。またこの島には、移住者の唐崎さんが開いた農家民宿「ほとり」があります。
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24ある香川の有人島の、ごく一部の島についてのつぶやき。いかがでしたか?まだまだ紹介したいところがたくさんあって、書ききれませんが、これからもちょっとずつ紹介してゆきたいと思っています。そして、全島踏破を目指して今後も頑張りたいと思います。
最後に、隔月間「島へ」特別編集「瀬戸内・香川で島暮らし 移住のすすめ」は、ふるさと回帰支援センター内にも少しですが置いてあります。ぜひ、ご来館の際にはお手に取ってごらんになってください。
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