香川県の相談員による、香川の市町紹介シリーズ、第１６弾は坂出市です。

坂出市ってどこにあるの？

地図の真ん中上、ちょっと左。〇で囲んだところが坂出市です。坂出市は香川県のほぼ中央部に位置しており、東に高松市、西は丸亀市・宇多津町と接しています。岡山県から瀬戸大橋を渡るＪＲ瀬戸大橋線の、四国側玄関口です。面積は約93?、人口が49493人（2022年6月1日現在）。
高松市との間にまたがる溶岩台地「五色台」の西側に、綾川を中心とした豊かな田園地帯が広がり、海上部は瀬戸大橋の橋脚を支える与島、櫃石島などの塩飽諸島が点在しています。かつて全国有数の塩のまちに残る塩田を廃止して県内最大の番の州工業地帯を造成。ここが瀬戸大橋の高架橋を支え、大型コンビナートを誘致して新たな産業基盤となっています。

見どころがたくさんある坂出市

写真?　左は五色台展望台から見た海、右は「少年自然センター」

写真?　左「瀬戸大橋記念公園」右は「鎌田ミュージアム」

写真?　左「旧坂出港務所」右は国宝「神谷神社」

写真?　昭和６３年に完成した瀬戸大橋のたもとには、市民だけでなく香川県民みんなの憩いの場、瀬戸大橋記念公園があります。公園内にある、瀬戸大橋タワーからは瀬戸内海や瀬戸大橋を一望することができます。
写真?　また、香川県の老舗醤油店のひとつである「鎌田醤油」が坂出市にはあります。鎌田醤油グループは、「鎌田共済会郷土博物館」「四谷シモン人形館」「小沢剛 讃岐醤油画資料館」の支援・運営をしています。国の登録有形文化財でもある建築物やアートを楽しめる場所となっているんですよ。
写真?　坂出港の港湾事務所として建てられた「坂出港務所」は戦前の洋風建物で、映画のロケ地としても使用されました。また、国宝に指定された「神谷神社」は鎌倉時代初期に建てられたものです。建築年がわかるものとしては，現存最古の神社建築といわれています。

坂出市の支援制度については？

若者や子育て世代の支援に力を入れている坂出市。
支援制度の一例として、
「ふるさと坂出就職支援センター」　「 企業訪問バスツアー」　「坂出市結婚新生活支援補助」「出産祝金および紙おむつ助成金」があります。
また、今年度から小学校給食費無償化事業が始まりました。坂出市の小学校給食は、無料です！
もちろん、「坂出市東京圏ＵＪＩターン移住支援事業補助金」の制度もありますよ。
詳しくは、坂出市公式HPをどうぞ

特産品もすごいぞ！坂出ブランド認定品

左から「坂出産塩」、真ん中「三金時（金時芋、金時にんじん、金時みかん）、右「サヌカイト」

古墳時代から塩づくりが盛んだった坂出市、かつては全国の3分の1の製造量を誇っていました。
そして、「三金時」。金時とは「赤いもの」という意味で，三品とも赤みが濃いのが特徴です。
坂出は、お正月によく使われる「金時にんじん」の世界一の生産地なんですよ。
それから、坂出の五色台や金山などの山では、叩くと心地よい澄んだ音色を発する「サヌカイト」（カンカン石）が産出されます。サヌカイトを使った楽器や風鈴は、美しい音色を響かせます。

いかがでしたか、坂出市。行ってみたくなったでしょう？四国の玄関、瀬戸大橋がある坂出には、魅力がようけあるけん、いっぺんおいでまい！

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