【棚倉町】企画提案型フリーミッションの地域おこし協力隊を募集しています!
棚倉町では企画提案型フリーミッションの地域おこし協力隊を募集しています。
企画提案型とはどのような働き方か。
それは希望される方が地域おこし協力隊としてどのような業務を実行していくかを決める働き方です。
自分が持っているスキルや地方移住してやりたいことを提案いただき、地域おこし協力隊として地域と協力しながら進めていく。
そのためには自らが主体的に業務を進めていく姿勢が求められます。
「そもそも、企画提案するためには地域のことを知らなければはじまらないのでは」という考えを持った方は、とても地域のことを思っていて地域おこし協力隊として活躍できるのではないかなと思います。
実は任期を終えた地域おこし協力隊の多くは3年間の活動期間を、地域を知る期間だったと思っている方が多くいらっしゃいます。
当初は自分の考えを持って活動に取り組んでいましたが、地域のことを知る中でいろいろと考えが変化していくと思います。
活動期間に様々な活動に取り組むことで地域のことを知り、自分のスキルをうまく地域課題と混ぜ合わせる。
そのような活動が任期後にその地域への定着につながるはず。
まさしく、それが地域おこし協力隊の醍醐味なのだと思っています。
今回の募集については、正解を求めているのではありません。
まずは仮定したものでもいいのでこれが必要だ、こういったことに取り組んでみたいと思ったものをご提案いただき、地域のことを思って活動してほしいと考えています。
少し棚倉町について説明すると、歴史を強く感じる地域です。江戸時代に入ると会津藩などとともに棚倉藩が置かれ、古くから城下町として町が形成されました。
現在は人口が約1万3千人程度ですが、東白川郡4町村で人口が一番多い町です。
また、棚倉町の中心部には城下町として形成された商店街や神社仏閣など歴史的な建造物が多くあります。
商店街を離れると田園、八溝山系と阿武隈山系の山々に囲まれた豊かな自然が広がります。
しかしながら全国的な過疎化の状況は棚倉町も同じ。人口減少によって商店街はシャッターが目立ち、農地は休耕農地も見られます。様々な地域課題に直面している状況です。
そのような状況のなかでも、近年では地元にUターンした方が空き店舗でお店を開業したり、農業をはじめたり、新しい風も吹き始めています。
また、棚倉町のキャリア教育は文部科学省の表彰を受けるなど全国に先駆けた取り組みが実施されています。
そのほかにも特産品などの地域資源や地域連携を推進する県立高校、荒々しい山車が走る秋祭りなど、多くの地域資源を見つけることができるでしょう。
地域住民の視点で考えても、いろいろな事業ができるのではないかと思っています。
・SNSなどの広報経験を生かした、歴史観光PR
・地域の特産を生かした産品の育成、商品開発並びに販売促進
・空き家や空き店舗を活用した地域ならではの事業の立ち上げ
・休耕農地を利活用した農産品の栽培
・デザインの経験を生かした、城下町のブランディング
もちろんそのほかにも外部の視点で棚倉町のよさを発掘して、地域振興にご協力いただけたらうれしいです。
詳しい募集情報は下記URLの棚倉町のホームページをご覧ください。
http://www.town.tanagura.fukushima.jp/page/page002494.html