長野県が「推している移住エリア」があるってホント?
長野県が推している移住エリア…あるんです。
それは「長野県移住モデル地区」です。
「長野県移住モデル地区」とは・・・
地域の方と自治体が一体となって、移住される方を積極的に受け入れる意欲のある地区のことです。
また、移住された後も地域に馴染めるよう(溶け込み支援)サポートしている地区でもあります。
次の要件を満たした地区に、長野県が認定を行っています。
●移住者の溶け込み支援を官民一体となって積極的に行っていること
●積極的に移住者との交流を図る意欲があること
●相談やアドバイスのできる人材がいること 等
現在長野県では6地区を「移住モデル地区」として認定しています。
①阿智(あち)村 清内路(せいないじ)地区
➁原村
③伊那市 新山(にいやま)地区
④辰野町 川島地区
⑤飯田市 南信濃(みなみしなの)地区
⑥松本市 安曇(あづみ)地区 大野川地区
①阿智(あち)村 清内路(せいないじ)
阿智村は2006年に環境省が日本一星空がきれいに見える場所に認定。
その阿智村にある清内路は、若い世代のUIターン者が多く、高校卒業(18歳)まで子どもは医療費無料!で子育て移住がしやすい地域。
「清内路空き家の会」は、10年以上続く取り組みで得た知識で、移住時の不安や移住後の相談役として活躍しています。
清内路かぼちゃなど信州の伝統野菜に登録された自家で種を採り続け、親から子へ受け継がれている野菜も有名。
➁原村
八ヶ岳の裾野、諏訪湖との間に広がる高原エリアにある美しい村。
冬の寒さは厳しいものの積雪量は少なめ。東京・高井戸インターチェンジから170キロ、およそ2時間20分とアクセスよく二拠点目にも選ばれます。
移住相談には、田舎暮らし案内人の会が大活躍。
農家さん、不動産屋さん、移住の先輩と村役場が移住者が村での暮らしに馴染むようサポートしています。
③伊那市 新山(にいやま)地区
伊那市域のほぼ中央に位置し、水と緑に囲まれた豊かな自然の中に広がる地区。
40種類を超えるトンボが生息するトンボの楽園は、希少生物である世界最小のハッチョウトンボの群生地です。
地域すべてを子ども達の活動エリアにすべく全戸(児童のいない家庭も)がPTA加入。地域で子育てや移住定住をサポートしています。保育園、小学校、地区住民参加の大運動会は毎年大盛り上がり。
暮らしや子育て、住まいなど新山定住促進協議会が移住希望者をサポートします。
④辰野町 川島地区
東西が開けているため太陽が一日中里山を照らす光にあふれた地域。
寒暖の差が大きい気候を生かし、蕎麦や米の栽培が盛んに行われています。野菜を自給する世帯も多く、その食生活は素朴ながらも非常に豊かです。
平成10年から人口減少の危機に向きあい情報発信を開始。
空き家DIYリノベーションのイベントを企画するなど若い世代の移住につながっています。
⑤飯田市 南信濃(みなみしなの)地区
遠山の霜月祭をはじめ伝統芸能や文化が色濃く残る里に、龍淵寺というお寺の鐘の音が聞こえる範囲(=歩いて行
ける範囲)に、暮らしに必要な病院やお店がまとまるウォーキングサイズの集落。
南信濃1500委員会が中心となり、やまざと親子留学(和田保育園、和田小学校)の受け入れなどを積極的に実施しています。
⑥松本市 安曇(あづみ)地区 大野川地区
乗鞍岳の麓に広がる標高1,200m~1,800mのエリア。松本市街地から車で約1時間。
中部山岳国立公園に指定され、、令和3年3月に国立公園で第1号となるゼロカーボンパークに登録され、地球温暖化対策をはじめゼロカーボン実現のため地域をあげて取り組んでいます。
松本市の小中学校に短期間通学できる区域外就学制度松本デュアルスクール対象になる大野川小中学校があります。
地域の方や行政に移住への理解が高いことから、安心して移住先候補にしていただけます!
2023年12月3日(日)ふるさと回帰支援センターで モデル地区の紹介セミナーもあります!
▼移住モデル地区「伊那市・飯田市」を知ろう
▼移住モデル地区「阿智村・松本市」を知ろう