地域創生の拠点となる、”クリエイター”を支援するシェアカフェ「Sotoffice SHIMANTO」
「sotoffice SHIMANTO」オーナーのコペイさんにインタビュー!
何かしたい人を応援するシェアカフェをオープンした経緯をお聞きしました。
今回は、そんな四万十町活性化の原動力となりつつある「Sotoffice」オーナーのコペイさんにお話を伺いました。
新たな挑戦を決断
高知に移住する前、私は会社に勤務しながら「もやもや」した気持ちを抱えていました。周囲には起業したり独立したり、会社を辞めて新しい道に挑戦する友人が増えてきていたからです。
そんな時、世界中を襲ったコロナパンデミックにより、在宅ワークやリモートワークが進み、新しい働き方や生活様式が生まれました。そこで社長が「地方で好きなことをしながら、ITの業務をするのはどう?」と私の背中を押してくれました。出社しなくても地方で仕事ができると感じた私は、高知移住を即決しました。
クリエイターの夢を応援する
移住してから1年が経ち、本業のIT以外に「手ぶらキャンプ事業」「カレー×古書 しまんとマルシェ」「キャンプイベント」といった様々なことに挑戦する機会を得ました。
その頃、地域の人や若い人たちから「すごいね!行動力あるね!コペイ君だからできるんだね」と言われるようになりました。そう言ってくれる方の話を聞くと、やりたいことはあるのに、「時間」「環境」「お金」「場所」がないと悩んでいることが分かり、周りの方たちも私と同じように「もやもや」しているんだと感じました。私はたまたま背中を押してもらえる環境がありましたが、若い移住者が町おこしをしようとしても、拠点がなかったり、資金やコネクション、支援する組織がない場合が多いのです。
そこで私は、誰かの背中を押す環境を用意し、一緒に挑戦していける仲間を自分の手で育てたいと思うようになりました。
ポテンシャルのある四万十町でシェアカフェをオープン!
私が住む四万十町は高知県の中でもとりわけ自然が豊かで、若い移住者が多く、高いポテンシャルがあります。にもかかわらず、年々人口が減少し次々に店が閉店していく現状に憤りを感じていました。幸いこの町には、夢を持っていたり、何か成し遂げたい若者が集まっていて、おいしいだけでなくユニークな食材が豊富で、山や海、川など全てを満喫できる立地です。
そこで、「誰でも”店長”になれる場所貸事業」として「地域創生の拠点となる、”クリエイター”を支援するシェアカフェ」を創るプロジェクトを立ち上げ、「Sotoffice」をオープンしました。このプロジェクトは私自身の挑戦であり、地域の住民だけでなく移住してきた人々の挑戦でもあります。
2022年10月にオープンしてからは、4組が曜日を変えて営業し、カレーや多国籍料理などをランチ提供しています。夜にはおでんナイトやDJイベント、トークイベントなども開催していますので、ぜひお気軽に遊びに来てください。
おしゃれなカフェで新しいことに挑戦してみませんか?
四万十町「Sotoffice SHIMANTO」では、シェアカフェとして朝/昼/夜と週替りで貸し出しています。
食品衛生管理者や保健所の許可は既に取得済み。wifiあり。基本家電キッチン備品完備。窪川駅から7.44秒の距離、目の前の役場には約400人在籍の好立地!あなたの料理を振るまってみては?
\こんな方にオススメです/
・将来飲食店を経営したい方 ・子どもの送り迎えの合間のお母さん
・いつか起業したいけど、お金やリスク、環境がなく諦めていた方
・出勤前にモーニングを提供したい方 ・夜BARの店長をしたい方
単発のイベントや女子会なども受け付けています。
詳しくは公式インスタグラムへDMをお願いします。
HP: https://sotoffice.com/
Instagram: https://www.instagram.com/sotoffice/
TEL:080-6053-7240
■営業時間
火~金: 8時〜14時
月土日: 8時〜11時
※この記事は、2023年7月28日時点の情報を掲載しております。
当センターは、高知へのUIターンに役立つ最新情報を発信しているほか、各市町村で活躍する移住者のみなさんの活動も応援しています。ご感想、ご質問は高知県移住コンシェルジュまでお気軽にお寄せください。