【三原村】宝の山?!三原村の知られざる癒しスポット散策&特産品紹介!
\地域の魅力紹介/高知県の西側、幡多地域の中でも海に面していない、まさに山間の村である三原村には、未だ知られていない魅力がたくさん!
宝石箱をひっくり返したかのようなスイレンの池
三原村の癒されスポットのひとつは「星ヶ丘公園ヒメノボタンの里」。星ヶ丘公園の名のとおり、夜には空に星々が煌めく場所でもあります。 絶滅危惧種のヒメノボタンの群生地作りに力を入れている公園ですが、ほかにも四季折々の山野草が楽しめる場所として、地元の人に親しまれています。春はサクラ、ツツジ、夏はアジサイ、スイレン、オニバス、秋はヒメノボタン、ツリフネソウなど、それぞれ楽しめ、冬に咲く花は限られていますが、それはそれで咲いている貴重な花を探すのも一興です。
特に睡蓮は見もので、なかでも特に4月~10月頃に見頃を迎える水連は、さまざまな色の花が水面に散りばめられ、まるで宝石箱をひっくり返したかのよう。池の周囲をぐるりと歩くと、立つ場所によって色々な景色を見せてくれます。ところどころにベンチがあり、散策に疲れたらゆっくりと過ごすことも…。広い公園内は地元の方が毎日、草刈りや木の剪定、池の掃除など手入れをされているので、常に美しい植物を楽しめます。
入園料はなんと無料!ですが、維持管理にはとても手がかかるそうなので、楽しませていただいたお礼の気持ちは募金箱へどうぞ。
名称:星ヶ丘公園ヒメノボタンの里
住所:〒787-0802 高知県幡多郡三原村宮ノ川1271
どぶろくだけではない。甘酒×ユズで新たな展開!
三原村は村役場をはじめ、学校や郵便局、お店やコインランドリーなど主な施設が中心地に集まっているため、実際に訪れてみるととてもコンパクトな印象を覚えます。しかし、中心地から少し外れて山間へ入っていくと田舎らしい田んぼの広がる光景を見ることができます。三原村のお米は冷めても美味しいと評判が高く、特に「水源のしずく」という特別栽培米としてブランド化されています。
2004年にどぶろく特区に認定されてから、三原村のお米で作る「どぶろく」は今や高知の特産品のひとつになりました。どぶろくを手がける「土佐三原どぶろく合同会社」は、2020年には新たに甘酒を販売開始し、こちらも好評を得ています。
甘酒は「飲む点滴」や「飲む美容液」と呼ばれ、疲労回復や美容効果があると言われています。加「三原の生AMAZAKE」は、加熱殺菌を施さず、じっくりと時間をかけて発酵させることで、米本来の甘味と米のつぶつぶ食感が楽しめます。市販の甘酒の多くは味の変化を防ぐため加熱殺菌されますが、これによりビタミンが壊れたり優良微細物が減ったり酵素の活動が止まったりといったマイナス面があるそうです。さらに2023年3月には新たにユズ味の甘酒を発売。高知県内にはお米もユズも豊富にありますが、それらを掛け合わせて新しい可能性を常に探っています。
名称:土佐三原どぶろく合同会社
住所:〒787-0802 高知県幡多郡三原村宮ノ川1207−1
ポテンシャルは十分!ただ、知られていないだけ
特別栽培米「水源のしずく」や「三原の生AMAZAKE」のほかにも、「土佐硯」やシシトウ、トマト、お茶、ユズ、アユ、川エビなど多くの特産品が三原村にはあります。三原村地域振興課の田野課長補佐は「四万十川で採れるものは村の川でも採れますし、自然の美しさも決して負けません!」と太鼓判を押します。
観光で訪れるのならば、贅沢な地元料理が食べられる農家民宿や、トイレにシャワー、炊事場を完備した無料のキャンプ場が利用できます。移住を考えている人でしたら、シェアハウス型のお試し住宅に1カ月以上住んでみるのがおすすめです。実際に移住する時にはリフォーム済みの空き家を借りることもできます。
「まだまだ知ってもらえていないことが課題です。思わず人に教えたくなる場所や美味しいものがたくさんあるので、SNSのネタを探している方はぜひ来てみてください!」と田野課長補佐。 今やSNSで情報を得ることが当たり前の時代であっても、発信されている三原村の情報はごくわずか。だからこそ、まだ誰も知らないあなただけの宝物を発掘できるのです!三原村の魅力を見つけてみたいという方、一度、訪れてみてはいかがでしょうか。
※この記事は、2023年7月5日時点の情報を掲載しております。
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