建立900年特別展「中尊寺金色堂」に行ってきました!
現在、東京国立博物館で開催中の特別展「中尊寺金色堂」に行ってきました。
中尊寺金色堂は2011年にユネスコ世界遺産に登録された「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」を構成する5つの資産の中の1つです。
普段は金色堂の中に並んでいらっしゃる仏像が、今回の特別展ではそれぞれ1体ずつ展示されており、かなり近い距離から見ることができます。
通常は見ることができない仏像の裏側まで見ることができるので、仏像ファンの皆さんにとっては、またとない貴重な機会かもしれません。
個人的には、持国天・増長天の二天像の躍動感が印象に残っています。
解説によると「鎌倉様式を先取りしたような先駆的感覚が奥州の仏像にみられる」とのことで、当時政治文化の中心だった京都から遠く離れた平泉に、これだけの文化を築いた「奥州藤原氏」に尊敬の念を抱かずにはいられません!
展示面積としては決して広くはありませんが、たくさんの国宝を見ることができます。
建立900年特別展「中尊寺金色堂」
https://chusonji2024.jp/
※開催期間:4/14(日)まで!
東京国立博物館から少し足を延ばすと「旧岩崎邸庭園」があります。岩手県雫石町にある「小岩井農場」の経営者でもあった岩崎久彌の本邸として作られた建物ですので、お時間のある方はこちらも見学してみてください。内装も凝っていて、とても素敵な建物です!
旧岩崎邸庭園
https://www.tokyo-park.or.jp/park/kyu-iwasaki-tei/index.html#highLight