おおいた移住 わがまちこんなとこ(2)佐伯市
大分県の南東部に、九州で一番面積が広いまちがあります。
佐伯(さいき)市です。
東には豊後水道。リアス式海岸が続く海は魚影が濃く、年間を通してたくさんの魚が獲れます。
釣りをとことん楽しみたい。そんな思いから、このまちに移住する人がいるほどです。
もちろん、海だけではありません。
九州一広いまちだけに、自然も無限大。山も、川も、楽しめるスポットはたくさんあります。
佐伯市の主な移住定住サポート
- 令和6年度から認可保育園保育料の無償化
- 18歳になる年度末まで医療費無料
- 令和6年4月入所の待機児童ゼロ
- 移住応援給付金の条件に仕事や年齢の制限なし
移住定住を担当する、同市の地域振興課ふるさと振興係の岩佐かおりさんに聞きました
−−佐伯は魚がたくさん釣れると聞いています。どんな魚がいるんですか
(岩佐さん)海は佐伯の自慢のひとつです。週末は多くの釣り人がやってきます。アジ、サバ、カサゴ、アオリイカ、スズキ・・・。さまざまな種類の魚が防波堤からでも釣れます。ヒラメも釣れます。
−−そうなると、食べ物自慢もやはり・・・
魚です! 市内のスーパーの刺身コーナーにも地元で水揚げされた魚介類が並ぶので、新鮮で、とてもおいしいです。そのほか、醤油豚骨系のスープにニンニクの効いた佐伯ラーメンも人気で、昼時にはどこのお店もお客さんでいっぱいになります。
−−市内に医療施設はありますか
大きな病院が四つあります。産婦人科は一つ。小児科は一つです。いずれも町村合併前の旧佐伯市にあります。
−−気候は穏やかなのでしょうか?
年間の平均が16度前後の温暖なまちです。ただ冬の山間部は結構寒いです。夏は台風がやってくることがあります。直近で被害が大きかったのは2017年の台風18号でした。市内を流れる番匠川が氾濫し、床上、床下浸水の家屋も出ました。
−−国東半島にある大分空港からはちょっと遠いですよね
確かに距離はあります。ただ、高速道路、自動車道路が整備されています。佐伯市の中心部から大分空港までは高速道路を利用して1時間半ほどです。大分市には50分程度。南は宮崎県に接しており、宮崎県北部にある延岡市にも1時間ほどで行きます。
−−移住して生活をする上で車はやはり必要でしょうか
正直、佐伯市で育った私には車がない生活は考えられません。働く世代、子育て世帯の方は車が必須だと思います。コミュニティバスも市街地中心部まで複数路線ありますが、本数が少なく、バスの時刻表に合わせて行動しなければなりません。移住する方にはその後の生活をイメージし、住むエリアを決めてほしいと思います。
−−移住者の交流などはあるのでしょうか
年に1回、移住者交流会をやっています。一昨年はそば打ち体験会をやりました。昨年はもっと多くの人が参加できるように、アユのちょんがけ体験会を開催しました。棒の先に針をつけて、水中を泳ぐアユにひっかける佐伯の伝統的漁法です。交流をしながらみんなで楽しみました。
佐伯市や大分県への移住相談はこちら!
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