和歌山県の県庁所在地和歌山市から車で約30分の場所に位置する有田川町。
JR新大阪駅からの一部の特急が停車するJR藤並駅があり、阪和自動車道の有田インターチェンジもあるため、関西国際空港から車で約50分と遠方からのアクセスにも適したまちです。
和歌山県の町村の中で一番広い有田川町は、吉備エリア、金屋エリア、清水エリアの３つのエリアに分けられ、それぞれのエリアで個性豊かな暮らしを楽しむことができます。

 アクセス便利で起業も盛ん　吉備エリア

町西部でJRの特急停車駅や高速道路インターチェンジがある都市部へのアクセスのよい吉備エリア。
近隣市町の中でもカフェやベーカリーなど起業が多いエリアで、有田みかんの大きな産地でもあります。
2015年から「暮らして楽しいまち」を目指してポートランドに倣った独自の住民主体のまちづくりを推進している有田川町ですが、プロジェクトの核としてリノベーションを行った旧田殿保育所は「THE LIVING ROOM」として生まれ変わり、施設内にはカフェ＆バーの「ゴールデンリバー」やクラフトビール醸造所の「ノムクラフト」（写真）、パン店の「グランアヴニール」、ゲストハウス「TADONO the bedroom」が開業しており、不定期でイベントも開催されるなど、新たな賑わいをみせています。
町のランドマークともいえる地域交流センターALECはカフェを併設し、マンガも所蔵する図書施設として幅広い年代から人気があります。

有田みかんの産地　金屋エリア 

町の西部から中央部にかけての金屋エリア。
吉備エリアと同じく有田みかんの産地で、季節に応じてハッサクやレモンなど様々な柑橘類が栽培されています。
平野部では良質な水を活かして日本酒や醤油を製造する醸造所があり、山間部では一面のススキが名物の「生石（おいし）高原」やブドウ狩りが楽しめる「有田巨峰村」、眺望が好評の「かなや明恵峡温泉」が人気です。

ぶどう山椒発祥の地　清水エリア 

有田川町の東部を占める山間部の清水エリア。和歌山県では珍しい積雪のある地域です。
主産物は清水エリアが発祥である「ぶどう山椒」です。需要が高まる一方で、後継者不足が課題となっていましたが、近年は若手農家が活躍しています。
また良質な木材「紀州材」の産地としてもしられ、事業体では移住者が活躍しています。
2023年にオープンした移住就業支援拠点「しろにし」は、シェアハウス、ドミトリー、ランドリーカフェなど様々な機能を備えており、移住相談やワーケーション、就業支援、地域交流の拠点として活用されています。

交通アクセス

【電車・バス】JR新大阪駅から特急でJR藤並駅まで約１時間30分
[金屋地域] JR藤並駅から有田鉄道バスでバス停「金屋」まで約15分
[清水地域] JR藤並駅から有田鉄道バスでバス停「清水」まで約60分
【車】大阪から阪和自動車道→有田ICまで約1時間10分
[金屋地域] 有田ICから役場金屋庁舎まで約10分
[清水地域] 有田ICから役場清水行政局まで約45分

生活環境

【交通】車／路線バス／コミュニティバス
【お買い物】[町内]商店／スーパー／コンビニ／ホームセンター／ドラッグストア／産直市場
【医療】病院3施設／診療所32施設
【子育て】保育所７施設／子育て支援センター１施設／小学校8校／中学校４校

関連サイト

• 有田川町HP
• 有田川町移住交流促進サイト
• 移住就業支援拠点施設「しろにし」ＨＰ

• 有田川町（わかやまLIFE）

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この記事の情報は全て2024年6月時点のものです