「本屋×移住リターンズ~地元の本屋さんが紹介する文化系わかやまライフの魅力~」いつかこのセミナーを思い出してきっと泣いてしまう。 |地域のトピックス|FURUSATO

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「本屋×移住リターンズ~地元の本屋さんが紹介する文化系わかやまライフの魅力~」いつかこのセミナーを思い出してきっと泣いてしまう。

「本屋×移住リターンズ~地元の本屋さんが紹介する文化系わかやまライフの魅力~」いつかこのセミナーを思い出してきっと泣いてしまう。 | 地域のトピックス
こちらは2024年7月27日(土)、東京交通会館(有楽町)で開催した和歌山県移住セミナー「本屋×移住リターンズ~地元の本屋さんが紹介する文化系わかやまライフの魅力~」のレポートです。イベントの概要はこちら
本当にありがとうございました…

もうとにかくありがとうを伝えたい。嶋田さんより先にリスナーの皆さまに、そしてきっとセミナー冒頭で移住セミナーではない何かに申し込んでしまったのでは…と困惑したに違いないリスナー以外の参加者の皆さまに。

今年3月にリニューアルオープンした本町文化堂。podcast「本屋プラグラジオ」も「本町文化堂からこんにちは」に名前を変え、相変わらずの嶋田節で好評配信中。昨年の移住セミナーの盛況を受けて、第2弾の企画をオファーしたときの嶋田さんの目の輝きを私は忘れません。東京に来るからにはしっかり和歌山の魅力をPRしてくださいね…とは言ったものの、結局は昨年と同じく当日まで私の心配は止まらず、朝ドラ「虎に翼」の優三さんかと思うくらいお腹の調子が悪い日々が続くのでした…。

そんな悩ましい日々を乗り越え、結果としては、昨年の147名を大きく上回る168名の皆さまに参加いただき、無事に(?)終えることができました。あたたかく見守っていただいた参加者の皆さま、さっそく優しい感想も寄せていただいて本当に感謝です。セミナー終了後、私の頭の中では井上陽水&奥田民生の「ありがとう」が延々と流れ続けています。

 自分の欲しいものは自分で作る

昨年と同じく相変わらずの嶋田節に翻弄されっぱなしでしたが、そんな中でも今年も要所要所で考えさせられるポイントがいくつもありました。

例えば、コミュニティ作りが目的ではなく、シンプルに自分の好きなことをやっている人が増えてきているというお話。

7月20日発行のメトロミニッツの特集「インディペンデントな映画館と書店のある街へ」で本町文化堂と並んで紹介されたシネマ203
ヴィクトルエリセ、ヴィムヴェンダースに続いてギヨームブラックと、映画好きが泣いて喜びそうな番組編成。
和歌山のような地方でこんな映画を観たい人がどれくらいいるのだろうと心配になってしまいそうなくらい攻めた(そして映画愛にあふれた)セレクトですが、映画好きだけでなく、映画に興味を持ち始めた学生さんたちも日々足を運んでいるようです。

メトロミニッツ掲載!井川直子さんによる本町文化堂とシネマ203の紹介記事はWEBでもご覧いただけます。
記事全文はこちらから!

本町文化堂で開催されている寄席や映画の上映会もそうですが、「自分が欲しいもの、見たいものをやる」という感覚で始まるものってやっぱり必然的におもしろいものになっていくのではないかと思います。

嶋田さんからも「ニワトリが先かタマゴが先か」というお話がありましたが、お祭り的な一過性のものではなく、この先何十年も続いていく営みの芽が出だしているのかなと思いました。

ちなみに本町文化堂にて落語家の桂文五郎さんと嶋田さんのフリートークイベントも開催予定!8月4日はぜひ本町文化堂へ!
詳しくはこちら!

 地方と都会、どこにいても自分の時間を愛せる大切さ

地方移住に際して「場づくり」「仲間づくり」という切り口はもちろんあると思いますが、コミュニティに属さないといけないと思うのはすごく息苦しいと、私のような人見知りな人間はなんとなく身構えてしまいます。

ある意味東京のような大都市にいると一人でいることがものすごく気楽で、正直生きやすいと感じてしまうこともあります。
でも、地方にもそういった一人の時間を愛せるような場所があるというのはひとつの希望だなぁと、今回のお話を聞きながら思いました。

スモールビジネスではなくスモールライフ

もう一つ、スモールビジネスではなくスモールライフが実現できる町という言葉も印象的でした。
地方に住むこと、都会に住むこと、働き方、遊び方、生き方すべてが選べる時代。
多様性が求められる一方で、様々なところで格差は広がり、不安や辛さを感じるニュースも日々耳に入ってきます。
でもどんな時代にあっても、小さな町の市井の人達の営みが当たり前に守られるような世の中であってほしい、そう思います。

少し話が広がりすぎましたが、嶋田さんの自由奔放なトークを入り口に、参加された皆さんもきっと色々なことを感じていただけたのではないかなと思います。

 フードセンターイワセさんの物販&吉村秀雄商店さんの飲み比べイベントも大盛況でした!

会場でも好評だったフードセンターイワセさんの物販イベント。
和歌山にお越しの際は、本町文化堂とあわせてフードセンターイワセにもぜひお立ち寄りくださいね。
ちなみに現在、店主のオズちゃんこと石井佳奈さんの本の出版に向けクラウドファンディングも実施中です!
詳しくはこちら!

そして、会場にもお越しいただいた吉村秀雄商店さん。杜氏の藤田晶子さんによる飲み比べイベントも大盛況でした。
吉村秀雄商店では、和歌山での仕事と暮らしを1泊2日から体験できる大人気お試し移住プログラム、しごと暮らし体験も実施しています!
詳しくはこちら!

それでは、今年もありがとうございました。

あ、セミナーでもお伝えしたとおり、本町文化堂とシネマ203の間にいい立ち飲み屋を作ってくれる方がいらっしゃれば全力でサポートしますので、ぜひ相談窓口にお越しください!皆さまからのご相談、お待ちしております!

和歌山の移住相談をするなら「ふるさと回帰支援センター」へ!

東京・有楽町に構える移住相談センター「NPO法人ふるさと回帰支援センター」(東京交通会館8階)では、全国各地域の移住情報を豊富に揃えています。さらには各地域の専属の移住相談員も多数在籍していますので、和歌山県をはじめとする移住についてお考えの方は、ぜひお気軽にご相談下さい。
センター内にはハローワークも併設しているので、地方での就職・転職の相談や求人情報の閲覧も可能!移住相談とあわせてご利用下さい。なお、和歌山県のブースにはキャリアアドバイザーもおります。

移住情報をたくさんご用意してお待ちしています!

わかやま移住定住支援センター
TEL

03-6269-9883

メールアドレス [email protected]
ふるさと回帰支援センター定休日 月曜日、祝日
※上記の他、窓口ごとの定休日等の詳細はこちらのページをご覧ください
営業時間 10:00~18:00
所在地 東京交通会館8階(ふるさと回帰支援センター内)
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この記事の情報は全て2024年7月時点のものです