ボランティア活動に行きました!2024.10/28~29《石川県相談員レポート》
珠洲市へボランティア活動に行きました!
いつも宿泊させてもらっている宿が水が出るようになったよということで、10/28~29に珠洲市でボランティア活動を行いました。
今回は高校の友人たち3人が、一緒に珠洲に来てくれました。
初日は仮設住宅で炊き出し
寒いだろうし4人でできるものをということで、煮込みカレーうどんとコロッケを作ろうと相談していました。
各々手際よく進めたつもりですが、80人前は思ったよりも時間がかかり、スタート時間ぎりぎりになってしまったので、残念ながら1枚も写真取れませんでした...
2日目は予約してあったボランティアセンターでの活動
まずは受付を済ませ、8時半からオリエンテーションを受けて活動の流れを把握します。
次に、ボランティアに来てほしい方と支援者とのマッチングが発表され、グループに分かれて詳しい作業内容を確認します。
私たち4人は、土砂により車庫が使えなくなってしまったお宅の、泥のかき出し作業になりました。
全部で14人のグループで軽トラ3台、ハイエース1台で向かいますが多くの方が土地勘がないので、道路の通行止め個所などを運転手、助手席の案内役で共有します。
最後に作業に必要な資材や道具のピックアップして、出発です(珠洲のボラセンには防塵マスクやゴーグル、ゴム手袋、、ヘルメット、長靴などが置いてあり、必要な方持って行ってくださいとのことでした。長靴やヘルメット、ゴーグルは貸与だと思われます)。
ルートはグーグルマップの案内に従いましたが、途中土砂崩れのため通行できず、かなり戻って別ルートで向かいました。
10時半頃現地に到着しましたが、時間は結構かかってしまいました。
まずはリーダーが家主さんから細かい要望を聞き取り、それをメンバーに伝えます。
「車庫のなかの泥は今度でもいいから、今日は車庫の周り1メートルの泥をかき出し、山からの水の通り道を元通りにしてほしい」
とのことでした。
見ると道路側はあまり堆積していませんが、山側は50センチくらい泥が積もっていそうです。
左右に分かれそれぞれ作業を開始しました。
私もシャベルで泥をすくい、一輪車に乗せて運んでみましたが、泥がびしょびしょだったこともあり、とても重くてびっくりしました。
若い時に発掘のアルバイトで泥を一輪車で運んだときは、泥をたくさん積んで走って捨てて走って戻ったイメージだったので、泥が濡れているせいなのか年のせいなのかわかりませんが、、、
12時にはお昼休憩になりました。
昨日の夜買った菓子パンを二つほおばりました。
トイレは車で20分位走らないといけないので、水は控えめにしました。
午後の作業開始時には腕も腰もガクガクしはじめ、13時半頃には腕も上がらなくなってきましたが、あともう少し、あともう少し自分を励まし、どうにかやり遂げました。
14時過ぎには片付けを終え、家主さんへ作業状況の報告を行いました。
車庫の裏側が倒木などがあって作業がしづらく、結局1m幅で掘り終わりませんでした、、、
車庫の中の土も頼まなきゃいけないので、その時にまたやってもらうよとのことでしたが、予定していたところまで終わらずに、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです(T_T)
ボラセンに到着すると資材の返却です。
シャベルもバケツも一輪車も泥だらけでしたが、今回はボラセンスタッフの方が清掃していただけました。
ありがとうございます。
リーダーの作業報告が完了すると、チームの皆さんにご挨拶をして15時、本日の活動は終了です。
お疲れ様でした!!!
見るのと実際に活動するのとでは全然違うんだなととても勉強になりました。
これからは少しずつ筋トレをして、次のボランティア活動のときに一輪車で土をは余裕で運べるようにしよう、なんていう話しながら帰途につきました。
今回は忙しい中、珠洲市の復興のために、一緒に参加して励まし、力を合わせ、頑張ってくれた高校の仲間たち、
どうもありがとう!!!
とても心強かったよ、これからもよろしくね。
今回は仲間と参加いたしましたが、ボランティアには一人参加の方も多くおられました。
金沢からと輪島ベースキャンプ(能登空港)から、バスでの送迎があります。
輪島ベースキャンプでは宿泊も出来ます。
まだまだ被災地では困っている方が沢山いらっしゃるので、ボランティアをご検討いただけると幸いです。