奥多摩町「暮らし体験ツアー」へ行ってきました! |地域のトピックス|FURUSATO

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奥多摩町「暮らし体験ツアー」へ行ってきました!

奥多摩町「暮らし体験ツアー」へ行ってきました! | 地域のトピックス

奥多摩町「暮らし体験ツアー」へ同行しました。このツアーは、奥多摩町の産業、生活関連施設、住居などを見学し、先輩移住者のお話を聞き、奥多摩町での暮らしを深く理解し移住・定住に繋がることを目的に東京都が主催しています。

奥多摩町ってどんなとこ?

東京都の最西部に位置し、全域が秩父多摩甲斐国立公園に含まれる広大な森林と渓谷に恵まれた町です。埼玉県や山梨県と接し、町の大部分は山岳地帯で、標高が高い地域が広がっています。人口は4529人。都心から電車で約2時間という立地にありながら、東京都の最高峰雲取山(標高2017m)、を有し、東京都の水源となる重要な河川の多摩川や奥多摩湖(小河内ダム)があります。東京23区全体の約3分の2ほどの広さがあり、東京都の市区町村の中では最も広い自治体です。

生活関連施設の見学

古里保育園
最初に古里の駅を出発し線路の北側にある保育園の見学に。
斜面を登った先には見晴らしの良い広い園庭のある古里保育園から
園児たちが「こんにちは~!」と元気な声で迎えてくれました。
参加者さんからは「こんな環境の保育園、いいなぁ~」の声。
★町内には保育園が2か所あり氷川保育園はこちらからご覧ください!

町営若者住宅
古里保育園から西に少し歩き町営若者住宅を見学しました。
この住宅は若い方々に住んでいただけるよう、一般的な住宅よりも低額な家賃設定とし、賃貸期間中にご自分の住宅を取得し、町に永住することを考える第一歩として利用されています。日照時間は長く、風通しのよいところは傾斜地に建つ強みでもあると言えます。近くには保育園、小学校、公文塾、都内最西端のセブンイレブンもあります。

若者定住応援住宅・いなか暮らし支援住宅もあります!
※年齢など諸条件有り※

若者定住応援住宅とは、若者定住促進ゾーンにある空家を活用し、自ら住居として15年間以上継続で定住した場合に、住宅等を贈与するものです。
田舎暮らし支援住宅とは若者定住促進ゾーン以外にある空家を活用した住宅になります。自ら住居として15年間以上継続で定住した場合に、住宅等を贈与するものです。

 

古里小学校
次は線路まで下り、青梅街道を渡り古里小学校へ。
広い校庭は山々に囲まれ雄大な自然を感じることができます。
体育館には室内プールも完備!

電車通学する児童も多く、低学年は高学年と一緒に登校します。
奥多摩町には小学校は2校。中学校は1校。高校からは町外へ通学となります。
通学費用は全額助成や交流事業では神津島や海外に行くなどの支援も充実。
詳しくはこちら子育て支援をご覧ください。


子育てや定住支援、先輩移住者さんのインタビューはこちらをご覧ください!!
子育て支援・若者定住促進ガイドブック

「森と市庭」  森と遊び 木と暮らす

江戸時代から続く東京の林業地・奥多摩でスギ・ヒノキを活かした木育商品・体験を提供している森と市庭。製材所、社有林の案内、木工体験を指導してくださった森林管理の小林さん(写真左)。社有林では人工林であるスギ・ヒノキはどのように森づくりをしていけば良いか?間伐の有無でどのような違いがあるかなどを遊びながら楽しく学びました。製材所では東京の森から切り出された多摩産の木を使い、木製品や自然に触れることで五感を開き、いろいろなことを感じとってほしいということから花瓶やコースターを作成する木工体験をしました。(写真右)は鉄腕ダッシュの企画、木だけで自転車を作れるか⁈で実際に作成された自転車!後ろの車輪には小枝でニノの文字も!

先輩移住者の町田さんご家族

青梅市から今年の1月に移住された町田さんご家族にご参加頂きました。昨年の奥多摩町「暮らし体験ツアー」に参加し家賃の安さと子育て支援が充実していること、少人数クラスの保育園、何といっても圧倒的な自然の豊かさが決めてとなり移住。移住前と移住後で変わったことなどお話をお伺いしました。参加者さんからの質問に丁寧に答えてくださいました。

移住前と比べて変わった点は?

トータルで光熱費が下がったこと
奥多摩の冬は冷たい。でも工夫すれば大丈夫。住んでいる町営住宅がオール電化なのも下がった要因かも。

病院に行く回数が減ったこと
奥多摩町に移住して現在まで病院へ行っていない。以前はよく熱を出し風邪をひいたりと病院へ行っていたが自然の中で遊ぶ機会が増えたことや、小人数クラスの保育園で感染の機会が少なくなったことも要因かも。
※町内には24時間対応の診療所もあり、緊急事は三次救急に対応した救急救命センターを有する市立青梅総合医療センターまで車で40分で行けるのも安心材料の一つ。

遊ぶ場所が変わった
河原や山道散策。車で古里の児童館へ行くことも。歩いていたら声をかけてくれたりと子育てには最高の環境。

買い物回数が減った
月に2回のまとめ買いにし、小分け冷凍。ご主人が仕事の帰りに野菜を買ってくる。 

住んでみて気がついたこと
都心で雪が降れば、奥多摩も降り、積もるが除雪が早いので25kmの通勤はバイクでも行けた。土日祝日は観光客が多く渋滞するのはデメリットといえるかも。携帯の電波が届かない地域はある。虫は大きいが慣れてくる。傾斜地の為、畑が少なく地元の野菜は手に入りにくいかも。

奥多摩わさび田「TOKYO WASABI」を見学

奥多摩町のわさびの歴史は古く、伝統的なわさび栽培が行われてきましたが、年々わさび農家が減っています。このままではなくなってしまう奥多摩のわさびを守り、伝えていく。そして、伝統と文化などの日本の宝を次の世代に継承する。奥多摩のわさびを世界へとの思いで活動されている、現役のわさび農家のわさびブラザーズ。壊れてしまったわさび田を中心に、自分たちの手で丁寧に石を積み上げ、わさび田の復旧活動もされています。
コンクリートは最小限にとどめ、時間をかけて石を積み上げてわさび田を作るのは、美しい景観を崩さないように、また壊れた時には自然のカタチに戻ることができるためと奥多摩の自然を守ることも。わさびの生育期間は1年半〜2年間。その間、害虫・害獣からワサビを守る事が困難な作業。鹿の被害も深刻だが、動物との共存も課題。個体差もあるが、季節、作る人、育てる人で味も変わってくる。紙芝居を使って子どもにもわかりやすいように森のことやわさび田、わさびのおろし方など教えて頂きました。
 

奥多摩町福祉会館にて「わさポーク丼」をいただきました。その後、わさびブラザーズのお2人に奥多摩へ移住を決意した理由、わさび農家になるまで、地域の方々との関わりなどのお話しを伺いました。
キャニオニングがきっかけで奥多摩に来ていた際、わさびと出会ったことがきっかけと話す兄のひとしさん。
10年前に奥多摩でわさびを作りたいと思い、5年間の修行を経て、地域の方々の協力を得て農地を借り農家としてスタートしたのが5年前と話してくれたのはタンクトップがトレードマークの弟、たっちゃんさん。現在は、わさび田を修復しながら育てたわさびを使ってキッチンカーでわさび丼を販売するまでに。並々ならぬ努力と地域の方と築いてこられた関係の深さが伝わってきました。土日を中心に奥多摩駅前にてわさびのフードトラックを出店されています。詳しくはこちらから!”わさびいなり”もおすすめです♪
 

奥多摩森林セラピーロード

町の約93%が森林で覆われている奥多摩町。針葉樹林と広葉樹林が混在し、特にブナやカエデの木々が多い、この森林は、東京都の「奥多摩森林セラピー」としても利用されており、心も身体もリフレッシュできる奥多摩ならではの癒しの時間を体験しました。

「森林浴」の効果をこころと身体の健康に活かそうという試みが「森林浴」から一歩進んだ「森林セラピー」です。森林のもつ「癒し」効果の科学的解明や、森林の「癒し」効果の活用方法等に関する研究が進み、様々なリラックス効果が得られることが実証されています。遠くの山々を眺められる場所や、木々に囲まれた静寂の場所などに椅子が置かれており、癒されながら歩くことができます。
 

最近の気候の変動によって春に咲くヤマツツジが残っていたり、イノシシがミミズを掘った跡、毒を持つ子紫陽花を最近では鹿が食べるようになったなど森の小さな変化も細かく案内をしてくださった奥多摩町森林セラピーアシストーの大野さん(左から2番目)と小峰さん(左から3番目)。星空観測会やトレッキング、アロマ足浴などなど様々なツアーがあります。ぜひ森林セラピーの体験にお出かけください!
こちらもどうぞ!→奥多摩森林セラピーロード

奥多摩町の皆さん、ありがとうございました!

お忙しい中、奥多摩町の皆さんご協力ありがとうございました!
(写真左)の住宅も町営住宅(入居条件有)。写真右は一階のキッチンとリビング。
「ここは陽当たりも良いですよ~」と優しい笑顔の奥多摩町 若者若者定住推進課の山宮係長。
今回のツアーでは公共施設、町の案内をしてくださいました。
空き家バンクもあります。移住をご検討・希望される方は、奥多摩に暮らしたい人登録バンクにご登録頂くと住宅情報をメールでお知らせをしてくれます。
奥多摩町へのご質問は公式HPよりメールにてお問合せください!

奥多摩定住支援

奥多摩町公式HP