【伊佐市】観光振興と特産品開発に関する協力隊を募集 |地域のトピックス|FURUSATO

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【伊佐市】観光振興と特産品開発に関する協力隊を募集

【伊佐市】観光振興と特産品開発に関する協力隊を募集 | 地域のトピックス

伊佐市は、鹿児島県本土の最北端に位置し、熊本県水俣市、宮崎県えびの市に接する県境のまちで古くから薩摩の要衝とされていました。寒暖差が大きい内陸盆地特有の気候と八方から流れ込む良質な水は、食味コンクールで日本一を受賞した「伊佐米」を育みます。

また、日本最古の「焼酎」の文字が現存しており、「焼酎のふるさと」とも呼ばれるなど、伊佐の焼酎は全国的にも人気です。

ほかにも、国内最大かつ世界有数の高品位な金を産出する菱刈鉱山や滝幅日本一で東洋のナイアガラともいわれている「曽木の滝」、明治期に建てられたレンガ造りの水力発電所跡「曽木発電所遺構」など魅力いっぱいのまちです。

 

求める活動はこんなこと

年間を通しては、滝幅日本一(210m)の曽木の滝公園がメインの観光スポットであり、季節の地域イベント(桜まつり、紅葉まつり等)において多くの集客があるものの、いわゆる通過型の観光となり、必ずしも経済効果に結び付いていない現状にあります。

これからは焼酎文化や稲作文化、地域の食材、渓谷やキャンプ場、カヌーやサップ等のアウトドア体験など、地域特性を活かしたメニューを掘り起こし、外からの目線で地域観光の再興にお手伝いいただきたいと考えています。

また、伊佐米や黒牛・黒豚などの農産物が中心で、焼酎以外に特徴的な加工品が少なく、お土産や贈答品などは限られたものとなっています。

観光形態が宿泊型でないため、飲食や加工品、土産物、体験料などによる地域外からの収益アップが課題となっています。特に焼酎文化や稲作文化など特徴的な風習も含め、風土に根差した「伊佐の食(イサメシ)」や「伊佐の土産物(いさみやげ)」づくりを推進していくことを考えています。

これらにご興味をもたれ、ご自身のスキルを活かし、地域とコラボしながら実現化に向けたお手伝いが可能な方をお待ちしております。

 

(ア)観光特産協会と一体となった活動

  桜まつり、もみじ祭りの実施、物産展への参加等

(イ)地域外からの収益アップのための活動 

  イサメシ、いさみやげ、観光プランの創出等

(ウ)任期終了後、観光特産協会の職員として従事して頂く場合もあります。

 

上記の活動をしながら、地域住民や地域づくり団体等との協働による地域づくりに資する活動を隊員が自ら企画提案した事業について、市が認める一定の範囲内において業務に組み込むことができます。

 <例えば…>

     ○ 集落に伝わる郷土芸能の盛上げに協力したい

     ○ 地域イベントの盛上げに協力したい

     ○ 地域におけるデザイン力の底上げをしたい

など、自由に興味を持ったことを企画してください。特に、隊員が持つスキルや良さをなるべく損なわせずに、地域の事業に溶け込ませていくことが大事であり、市職員、地域住民、隊員がパートナーとして共にタッグを組みながら地域を盛り上げていくという視点を大切したいと思っております。

活動費は補助金として交付するなど、隊員が出来るかぎり柔軟に活動しやすいように心掛けているところです。その他、任期終了後に市内での起業を目指す場合は、その準備作業も対象とします。また、市の担当者と相談の上、業務に支障のない範囲であれば副業も認めます。

現役協力隊活動
先輩協力隊の紹介

伊佐市では平成30年度から地域おこし協力隊の制度を導入し、11名の方が活動してくれました。現在も5名の方が活動中です。少しだけ隊員の紹介をしたいと思います。

 

〇隊員Sさん:工芸ものづくりの活動(活動期間2021年5月1日~2024年4月30日)

1998年東京都目黒区生まれ。武蔵野美術大学陶磁専攻。手作りで伊佐の原料を使った食器類等の焼き物を作成。

・主な活動内容:カプセルトイ『いさのたのかんさあ』、陶芸ワークショップ

 

〇隊員Tさん:移住・定住支援活動(活動期間2021年5月1日~2024年4月30日)

1992年東京都江戸川区生まれ。元革靴作りの職人。伊佐市では移住定住支援や空き家バンク運営協力を行いつつ、皮革特産品開発や靴等の修理を行う。

・主な活動内容:伊佐市空き家バンク運営協力、革細工ワークショップ

 

〇隊員Iさん:観光振興と伊佐の魅力向上の活動(活動期間2021年6月1日~2024年5月31日)

1987年大分県佐伯市生まれ。福岡県にある包材メーカ-の元パッケージデザイン担当。デザインを切り口とした特産品振興や地域の魅力向上に取り組む。

・主な活動内容:新特産品『黒豆茶』商品パッケージ、伊佐市カヌー競技場PRロゴ

 

〇隊員Nさん:文化芸術による情操教育活動(活動期間2021年7月1日~2024年6月30日)

1983年愛媛県宇和島市生まれ。児童演劇の劇作・演出家。「文化の地産地消」を模索。だれやめ狂言「大工の落書」等の新しい地域芸能を育成。

・主な活動内容:だれやめ狂言『大工の落書』、お話づくり講座

 

~ 協力隊から一言 ~

 伊佐市で活動していて感じたことを少々。伊佐市の方々はとても温かく迎えてくれます。例えば、ご近所さんからよく差し入れを頂きます。温泉に入ったら会話が生まれます。寂しい思いをあまり感じません。その分、人と人との距離が近いため、苦手と感じる人もいるかもしれません。

 時間はゆっくりと流れます。都会での生活とは時間のスピードが違う感じがします。一つの例として、都会では電車の中でメール返信等の仕事ができますが、電車のない伊佐市は車社会のため運転しかできません。一つのことしか出来ないことが多い感じもしますが、ひとつひとつに集中して味わうことができる環境でもあります。それは、不便と感じる人もいれば、居心地がいいと感じる人もいると思います。

 はっきり言って、伊佐の冬は寒いです。鹿児島=南国と思わない方がいいです(笑)。しかし、考え方を変えれば、北国も南国も味わえる地方とも言えます。

募集要項
  • 関連ファイル
  • 業務概要
    ・観光振興と特産品開発に関する業務【若干名】
    ※ 市の担当者と相談、承認の上、業務に支障のない範囲で副業可。
  • 募集対象
    次の条件を全て満たす方とします。
    (1)年齢:20歳以上概ね50歳未満(令和6年4月1日現在)
    (2)3大都市圏(※1)及び3大都市圏外の都市地域(※2・※3)に在住の方で、生活の拠点を伊佐市に移すとともに伊佐市に住民票を異動することができる方
    (3)伊佐市に1年以上居住が可能な方
    (4)心身ともに健康で地域住民の方々とコミュニケーションがとれるとともに、地域活性化に深い熱意を持ち積極的に活動できる方
    (5)普通自動車運転免許を取得している方(生活用に自動車・バイク等の調達を推奨します)
    (6)パソコン等の一般的な操作ができる方(Word、Excel、PowerPoint等の操作やSNS活用等)
    (7)活動終了後、起業・就業し、定住する意欲のある方
    (8)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
    (※1)3大都市圏とは、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県をいう。
    (※2)都市地域とは、「過疎、山村、離島、半島等の地域」(以下「条件不利地域」という)に該当しない市町村をいう。
    (※3)「過疎、山村、離島、半島等の地域」とは、過疎地域自立促進特別措置法、山村振興法、離島振興法、半島振興法、奄美群島振興開発特別措置法、小笠原諸島振興開発特別措置法、沖縄振興特別措置法の各法により指定された地域を有する市町村をいう。
  • 募集人数
    若干名
  • 勤務地
    鹿児島県 伊佐市
  • 勤務時間
    (1)1か月の勤務を要する日は、原則として17日とします。(13ヵ月目以降は15日)
    (2)活動時間は、原則として8時30分から17時までとします。なお、12時から13時までの1時間の休憩時間を含みます。
  • 雇用形態・期間
    (1)伊佐市の会計年度任用職員として伊佐市長が委嘱します。
    (2)活動期間は、着任日から令和7年3月31日までとします。再度の任用については、任期満了時の業務量や業務の進捗状況、予算の有無、勤務成績、態度、職務遂行能力により判断することとし、活動期間は最長で3年間(36ヶ月)となります。
    (3)地域おこし協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、任期中であってもその職を解くことができるものとします。
  • 給与・賃金等
    (1)月額200,100円を支給します。(社会保険料等自己負担分を含む、賞与あり)
    (2)社会保険、雇用保険に加入します。
  • 待遇・福利厚生
    (1)公務災害補償の適用を受けます。
    (2)活動期間中の住居にかかる家賃は伊佐市が負担します。(生活必需品や光熱水費等は自己負担)
    ※ ただし、家賃月額が5万円を超える場合の超過分は自己負担となります。
    (3)引越しにかかる費用は自己負担とします。
  • 申込受付期間
    2024年12月09日 ~2025年02月28日
  • 審査方法
    ◆ 応募期間 令和6年12月9日(月)から令和7年2月28日(金)まで(必着)
    ※ 順次、選考を行っていくことから、応募期間中であっても募集を締め切る場合がありますのでご留意ください。
    ◆ 提出書類 応募用紙に必要事項を記載の上、住民票の写しと運転免許証の写しを添付して伊佐市役所 企画政策課 政策調整係まで郵送又は持参して下さい。
    ※ 応募用紙等はお返しいたしません。

    (1)第1次選考(書類審査)
    書類選考の上、結果を応募者全員に文書で通知します。
    注)応募用紙により書類選考を行いますので、できるだけ詳しく記載してください。

    (2)第2次選考(面接)
    ① 第1次選考合格者を対象に面接による審査を行います。日程等の詳細は、第1次選考結果の通知の際にお知らせいたします。
    ◇ 面接は伊佐市での開催を予定していますが、応募者の状況に応じてオンラインで実施することも可能です。
    ※ 面接のために要する交通費等は自己負担となります。
    ② 選考結果(最終)は、第2次選考受験者全員に文書で通知いたします。

    【応募書類提出先】
    〒895-2511
    鹿児島県伊佐市大口里1888番地 伊佐市役所大口庁舎
    企画政策課政策調整係 宛て

  • 参考URL
    伊佐定住サイト「ここがい~さ」
    https://www.city.isa.kagoshima.jp/teiju/

    イサタン
    鹿児島県伊佐市の面白いスポットやグルメ、暮らしの情報など発信中
    https://isatan.jp/

    伊佐市HP
    https://www.city.isa.kagoshima.jp/

お問合わせ先

鹿児島県 伊佐市役所 企画政策課 政策調整係 担当:門田
TEL: 0995231322