移住支援コーディネーターと巡る!島根の超気になる名所『たどり着けるかは潮の満ち引き次第・宮ヶ島 衣毘須神社』
こんにちは、島根県の移住支援コーディネーターです!
先月、島根県の西部地方に視察のため来県したのですが、
今回は羽田空港からわずか1時間でいける、
島根県益田市にある萩・石見空港行きの飛行機でやってきました。
空港の近くにある、とある場所が以前から気になっておりまして…。
着陸のため低空で飛ぶ飛行機の中からも見ることができるのですが、
せっかくの機会なので、もっと近くで見たい…ということで、立ち寄りました。
移住者が増えている、注目度急上昇中の町は、徒歩1分で海に到着!
その“気になる場所”がある益田市小浜町は最近、
Iターン移住先として注目されているエリアです。
家から徒歩1分で海に到着するので、海が大好きなひとにはまさにうってつけ。
空港や大型スーパーも車で15分ほどで行ける便利なところでもあります。
私は子どもの頃に、海水浴で何度か訪れたことがあり、
親の知り合いが住んでいるのでそこのお家で水着に着替え、裏口から海へ行き、
海水浴を楽しんだ後は戻ってお風呂に入ってスイカをいただく…
というのが夏の定番でした。子どもの頃には気づかず
(もしかしたら傍の海で遊んでいたのかもしれませんが…)、
つい最近このような場所があると知ったので
「これは…なんだ??」と興味を持ったのです。
「とりあえず、海沿いを走っていたらたどり着けるだろう」
子どもの時以来、ん十年ぶりの小浜町へ。
断片的な記憶を頼りに車を走らせると駐車場を発見。
ここが一番近い駐車場になりますが、
離れたところにも駐車場があるとのこと。
ちなみにJR線の最寄り駅やバス停があり、
少し歩きますが旅行者さんはそこで下車して訪れるようです。
目の前には先ほども飛行機の中からずっと見ていた青い空と青い海。
この日は風があったので、白波も音を立てて絶え間なく打ち寄せていました。
冬の潮の香りが心地よく、日本海の豪快さを感じます。
左に向くと、それらしきものが!
でもまだまだ遠くに見える…。近くまで行ってみましょう。
潮の満ち引きで道が通じる!?岩礁の上に鎮座する神社
歩道から砂浜に降り、ようやくお目立ての場所にたどり着きました。
【宮ヶ島 衣毘須神社(みやがじま えびすじんじゃ)】は、その名の通り、
漁業の神様であるえびす様・事代主之命(ことしろぬしのみこと)を祀った神社です。
岩礁の上に神社があるその様子は、フランスのとても有名な世界遺産でもある
岩山の上にある街にも例えられています。
鳥居の傍まで歩いていくと、砂浜は湿っていて、
参道に押し寄せる波も少しずつ迫ってきました。
「!?早くしないと海に浸かって渡れなくなってしまうのでは!?」
実は潮の満ち引きで島への参道が海に沈んでしまい、道が閉ざされるのです。
そんな自然任せなところも神秘的だと、
確実に渡りたい方は気象庁の潮位予測を参考にするようです。
そんなわけで、慌てて鳥居をくぐりました。
取り囲むような階段をあがった上にある社は、
赤い色が特徴の石州瓦を使っているため、遠くからでも目を引きます。
こちらは決まった宮司さんが常駐されているわけではなく、
お守りの販売もされていません。
ただただ波の音と海鵜の鳴き声が聞こえてくる中、手を合わせ、静かな時間が流れます。
このあたりは岩礁がいくつかあり、岩と波のコントラストが美しく、
皇居の壁画として謹上された作品のモデルにもなりました。
境内から遠く見える洞窟のような場所も気になります。
心が洗われる様なすがすがしい時間を過ごすことができました。
雄大な日本海を前にパチリ。
「!大変!波が迫ってきてるよ!!帰れなくなる!!」
さっきまでの静かな雰囲気はどこへやら…。
慌てて下へ降りると、両側から打ち寄せる波がつながり始めていました。
なんとか砂浜を渡り、歩道へと戻ってきたときに、
二人組の女性とすれ違いました。
カメラを片手に話しながら神社のほうへ向かったので旅行者さんでしょうか。
Welcome to 石見!
地元の方と市の観光協会にお聞きしました!
衣毘須神社は地域の方とのつながりや関わりがあるのか知りたく、
地元の方と益田市観光協会にお聞きしました。
・衣毘須神社ではお祭りや神事などが行われていますか?
「主な祭りは年三回行われています。
3月の五穀豊穣を願う祈年祭、7月の例大祭、11月の収穫祭です」
「一般のひとにむけてなら夏祭りでしょうか。
今年から地域の人が公民館で作った竹灯籠が並べられました」
夜の衣毘須神社も灯りや夕日が美しく、雰囲気がありますね…!
・初詣は行われてますか?
「このあたりのひとは必ず挨拶に行きますね。
最近は遠くから来ている方もいらっしゃるようです。
参拝時に記帳ができるようになってます」
地元の方にとっては氏神様であり、身近な存在とのことでした。
ご協力をいただきましてありがとうございました。
今回紹介した益田市には、お試し移住体験や
小浜地区にも民泊施設があるので、そちらを利用して滞在することによって
地域の暮らしがより体感できますよ。
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