本をきっかけに、人と人、人と地域をつなぐ図書室があります

「年齢や性別に関係なく、地域の人同士がふれあい、気軽にコミュニケーションが取れる場を」という想いから、2024年5月に神戸市垂水区（公社矢元台住宅1階）にできたのが《めいまい図書室》です。《めいまい図書室》の❝めいまい”は、明舞団地の❝めいまい”です。長年、兵庫県住宅供給公社に勤め、明舞団地再生業務にも携わってきた神吉さんが発起人として、高齢化が進み、独居老人（特に男性）が多い地域のコミュニティの中心、情報の拠点として「ひとはこ図書室」を設置するプロジェクトを立ち上げました。

※ひとはこ図書室とは？
30cm角の棚を小さな図書館に見立ててスペース貸し、借りた人はおすすめやお気に入りの本、また自分の活動情報などを展示します。図書室を訪れた人は、思い思いに自由に本を閲覧することができます。ひと（人）とはこ（図書館）、またひと箱のスペースということから名づけられ、全国各地で様々な形で、この取り組みが行われています。

めいまい図書室では、本棚スペースのオーナーは月に1回、図書室の店番が可能。店番当日は、図書室のスペースを使い、物販やワークショップなども開催できます。地域をつなく場所として、シニアのための脳活イベント、将棋教室やものづくりのワークショップ、絵本の読み聞かせなど、子供も大人も参加できるようなイベントを企画中です！