災害への備え【阪神・淡路大震災から30年】 |地域のトピックス|FURUSATO

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災害への備え【阪神・淡路大震災から30年】

災害への備え【阪神・淡路大震災から30年】 | 地域のトピックス

1995/1/17に阪神・淡路大震災が発生してから30年が経ちました。
震災で亡くなった方は6,432名(関連死912名含)、行方不明者3名、負傷者は 43,792名、と大きな被害でした。
現内閣は防災庁の設立準備も始めているようですが、
いま、改めて思うことはこの時に教えられたことを、大きな動きでも小さなことからでもできるだけ活かすことかと思います。
私たち個人が最初にできることは、日ごろからの備え。

阪神・淡路大震災では「家屋、家具類等の倒壊による圧迫死と思われるもの」が全体の8割以上を占めている、という数字があります。
家具などが倒れにくいようにしておくことは有効です。
その他一般によく言われていることですが、なかなかできていないかもしれないのが
避難場所を家族で確認しておくこと
複数の連絡チャンネルを持っておく(電話だけ、LINEだけなどになりがちではないですか? スマホ以外に通信できる方法は?)
また、災害が起こるたびに言われるのは
地域のつながり ちょっとしたあいさつからでも始められるかもしれません。災害が起こった際に少しでもお互いがスムーズに助け合えるように普段からが大事かもしれません。

移住窓口にいると災害について聞かれることが多いです。お気持ちは大変よくわかりますし、大事なことですが、一方で一般論以外にお答えすることが難しい内容でもあります。
ハザードマップなどから確認できる「災害が少ない場所」はあるかもしれませんが、「災害のない場所」はありません。また、災害は必ず自宅にいる時に起きるわけでもありません。

 ちなみに、兵庫県内は、当時から現在に至るまで『地震が多い』と言われる場所ではありません。
(兵庫県内での地震は)震度3以上は2021年は4回、2022年は8回、2023年は1回、2024年も4回です。(出展:気象庁震度データベース)
それでも30年前のあの日大震災は起きました。
完璧でなくても、できるところから始めてみませんか?

-1.17のつどい―
神戸市中心部にほど近い公園「東遊園地」で震災以来続いています。
2025/1/17の夕方、つどいも終わりの時間が近付いていましたが、三宮駅から10分くらいの東遊園地までは人波が途切れることはありませんでした。

(参考)
気象庁|「阪神・淡路大震災」特設サイト
今日からできる災害への備え | 広報紙KOBE