投稿日:2025.02.01 最終更新日:2025.02.01
【香美市】集落活動センター美良布へ行ってきました!
集落活動センター美良布」へ行ってきました!!
美良布という地域は、高知県の東北部に位置する香美市のなかで、
里暮らしができる香北町(かほくちょう)の中心地に位置し、アンパンマンの作者・やなせたかしさんの出身地。
地区内には「やなせたかし記念館」「アンパンマンミュージアム」などの観光施設や自然公園、健康増進施設、
宿泊施設などがあり、香北町内でも人々の交流が多い地域です。
そんな美良布という地域で活発な交流に欠かすことのできない「集落活動センター美良布(びらふ)」は、
県内で唯一の”道の駅と一体型の集落活動センター”で、地元の特産品を販売する直販所や、
食堂を併設する「韮生の里(にろうのさと)」などがあり、平日でも自然と人が集う場所です。
次々と新しいことに挑戦するその活発な取組みは、新聞や広報誌、テレビなどでよく取り上げられています。
今回は、「集落活動センター美良布(びらふ)」で、”元気いっぱい・笑顔いっぱい”に活動する3つの部会をご紹介します♪
美良布特産品&土佐三大ブランド米 「韮生米(にろうまい)」のPR活動、地元食材を活かしたお菓子の企画・開発・販売、そして、地元の小学校で6次産業についての出前授業も行う「にろうまいこ」部会。お菓子すべてが部会のメンバーであるおばちゃんたちの手づくり!「香北町ならではのお土産を作りたい!」というメンバーの思いから誕生した「かるかん」には、香北町産柚子や桜が添えられ、和×洋のスイーツ「ポテっト」は、地元のサツマイモで作ったスイートポテトの表面に、自家製味噌をコーティングしています。来春から放送されるNHK連続テレビ小説『あんぱん』にちなんだ「あんかるかん」の試作会議が行われていました。昨年、11月末にはプレ販売を行い、12月6日に「韮生の里」の直販所での販売が開始されました。店頭に並んでいるのを見つけたら、ぜひ召し上がってみてください。
茶葉を手摘みした後の乾燥、焙煎、製品化まで、すべてを手作業で行い、安全安心な野草茶葉を販売する「おしゃべり倶楽部」部会。直販所では数えきれない種類の野草茶から選ぶことができるので、香りや風味を飲み比べたり、効能の違いなども楽しめます♪お土産としても人気があり、県外の方から、後日、電話でお問合せがあったこともあるとか。販売以外にも、団体向けに手摘みやブレンドティー作りのワークショップも行っています。香美市主催の体験型観光イベントでは、「自分だけのオリジナルブレンドティー作り」というプログラムを実施したこと。人気のブレンドティ―作りは、現在は5名様以上の参加者を対象にこの体験プログラムを開催しています。
「むすぶ」部会は、3つの部会の中でも、最も若手のメンバーで構成された部会。メンバーが育てた柚子や青しそを使用した「和のハーブシロップ」は、お酒で割ってもとても美味しいシロップで、このシロップを使ったゼリー「さわやか大葉ちゃん」を開発、販売しています。人気イベント「びらふマルシェ」を企画、運営しています。
初回10ブースほどの出展でしたが、現在では35を超える出展があるそうです。県内の高校生によるジビエを使った食べ物の販売や、雑貨販売、ジャグリング体験などを楽しむことができます。また、「制服リユースプロジェクト」という、県内の学校の中古制服を回収・修繕し低価格で販売するという、リユースの取組みを行っており、不要となった制服を投函できるポストが香北町内に3カ所設置されているそうです。
編集後記
3つの部会がそれぞれ楽しく、やりがいを感じながら活動している「集落活動センター美良布」。
年代の異なるメンバーの存在が、新しい発想のスパイスにもなっているようです。
元気な美良布地域は、地元が大好きな住民の皆さんが支えているのだと感じました♪
ご紹介した3つの部会の活動のほかに、直販所や食堂の運営、地域・観光情報の発信も行っており、
地域の方々の交流の場と、地域外から来られる方の観光拠点としての役割を担っています。
中心部には人が多く集う美良布地区も、メイン道路から一歩はずれると、豊かな自然が残る田園風景が広がり、
古き良き田舎の風情がある風光明媚なエリアです。
地元の方以外にはあまり知られていない風景美や見どころもたくさんある美良布を、ぜひ訪れてみてください♪
お問合せ先
■集落活動センター美良布
住所:高知県香美市香北町美良布1211
電話:0887-52-9708
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■香美市への移住に関するお問合せ
NPO法人 いなかみ
住所:高知県香美市土佐山田町本村214
電話:0887-52-8606
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