【安芸市】安芸市で農業や林業を始めませんか(移住コンシェルジュ渡邉が行く ~安芸市編~) |地域のトピックス|FURUSATO

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【安芸市】安芸市で農業や林業を始めませんか(移住コンシェルジュ渡邉が行く ~安芸市編~)

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移住コンシェルジュ渡邉が安芸市での就農支援と林業就業支援についてご紹介

阪神タイガースのキャンプ地として全国的に知られる安芸市は、県東部の産業や観光の中核的存在として発展してきました。
「ナス」の日本有数の生産量を誇り、また、田園地帯の野良時計、土居廓中の武家屋敷、岩崎弥太郎邸、内原野公園など
文化的遺産にも恵まれ、これらが一体となって歴史の香る文化都市でもある安芸市の就農支援と林業就業支援をご紹介します!

 
 

新規就農者を支える 「アグリード土佐あき」

安芸市で新規就農者の支援を行っている「アグリード土佐あき」の担当職員である市川さんに詳しいお話を聞きました。

 
ー「アグリード土佐あき」はどういったことをされているんですか?
安芸市は以前より新規就農者を受け入れてきましたが、定着しないケースが多く見られました。
これを課題と捉え、農業の担い手を支援するために、平成27年10月、農協の子会社として
「株式会社アグリード土佐あき」を設立しました。
主な取り組みとしては、ナスの新規就農者を研修生として受け入れ、最長2年間の研修を実施しています。
研修修了後には、ナス農家としての新規就農を目指してもらう仕組みです。
また、今年度からは県東部の研修拠点として受け入れ体制の拡充にも取り組んでいます。
 
ー研修生の受け入れ実績を教えてください。
平成28年に第1期生を受け入れて以来、これまでに5期生までの研修が終了しました。
研修生は20代から40代までの年齢層で、これまでに男性3名、女性2名を受け入れています。
その中には、大阪からUターンしてきた方もいらっしゃいます。
1期生から3期生は、それぞれハウスを建設したり、親戚から譲り受けたりして独立就農を果たしました。
4期生と5期生は現在、サポートハウスを利用しながら独立就農に向けた準備を進めています。
このように、全ての研修生が順調にナス農家として活躍しています。
また、今年度は県東部の研修拠点になって初めての研修生となる第1号生から3名を受け入れており、
来年度も第5号生まで2名の受け入れが予定されています。
以前は、四万十町の農業担い手育成センターで3ヶ月間の研修を受ける必要がありましたが、
これが安芸市周辺に住む方々の負担となって、断念するケースも見受けられました。
現在はその必要がなくなり、多様な方々が新規就農に挑戦しやすい環境が整備されています。
 
ーどのような研修をしているんですか?
まずは「アグリード」で、座学、実地研修、外部研修を通じて学びます。
座学では、「農業基礎講座」を通じて土壌、農薬、病害、環境制御技術などの農作業に必要な知識を学ぶだけでなく、
就農計画や農業簿記、確定申告の方法といった農業経営に関するスキルも習得します。
また、農業担い手育成センターのオンデマンド講座やリカレント講座も受講しながら、
実地研修では、座学で学んだ知識をハウス内で実践します。
日常的な農作業に加え、農薬の適切な使用量の計算や病害発生時の対処法など、実践的なスキルを身につけます。
外部研修では、実績のある農家さんを訪問し、現場のノウハウを学びます。
その後、受入農家さんのもとに弟子入りして研修を継続します。
アグリードでの研修と受入農家さんでの研修を合わせて、最長2年間行います。
2年間の研修を終えた後は、サポートハウスを利用しながら独立に向けた準備を進めます。
このサポートハウスは最長2年間利用可能で、1年間の収入や管理可能なハウスの規模を把握するための
実践の場となります。その結果をもとに、2年後に建設するハウスの広さやレンタルハウスの選択などを検討します。
サポートハウス利用中も定期的に訪問して状況を確認し、必要に応じたアドバイスを行います。
このように、4年間を通じて新規就農者を伴走支援し、安定した独立就農を目指します。
 
 

お話を伺った後、サポートハウスと実地研修で使用するハウスを案内していただきました。
ハウスでは、実地研修を担当する樋口専務が研修生とともに作業を行っている最中でした。
樋口専務が研修で大切にしているのは、「まずは研修生自身にやらせてみる」という姿勢です。
研修修了後は独立し、自分たちだけでナス栽培を行う必要があるため、
自力で問題を解決する力を身につけることが重要だと話していました。
サポートハウスでは、現在第4期生のご夫婦が独立就農に向けて準備を進めています。
お二人は「アグリードの就農支援は非常に手厚い」と口を揃えておっしゃっていました。
また、今回お話を伺った市川さんや樋口専務が、研修生と親しく会話する姿が印象的でした。
新規就農に興味をお持ちの方は、「アグリード土佐あき」で独立就農を目指してみませんか?

 

【問い合わせ先】
(株)アグリード土佐あき事務局 JA高知県安芸地区安芸営農経済センター 営農企画課
電話番号:0887-34-8325
メール:[email protected]
HP:http://www.agleadtosaaki.ja-kochi.or.jp/

東部エリア初となる県の担い手研修拠点に・第1期生入校式開校‼

 
 
 
 

森が豊かになれば”まち”も元気になる!!

安芸市では森林・林業・木材産業に関する課題の解決を林業関係者だけで考えるのではなく、まち全体の課題として捉え、
森が豊かになれば”まち”も元気になるという考えのもと、地域森林ビジョン「安芸市流域森づくり構想」を策定しました。
今年度から安芸市が募集している林業ミッションの地域おこし協力隊について安芸市役所農林課の岡田さんにお聞きしました。

 
 
 
ー応募状況はどうなっていますか?
30代の男性が大阪からご夫婦でIターンし、着任されました。前職では牧場勤務なども経験されていて、
林業と他の仕事を兼業する「半林半X」の働き方に興味を持ち、応募していただきました。
採用枠は残り2名となっておりますので、引き続き応募をお待ちしております。
 
ー林業が未経験の方でも応募できますか?
林業未経験でも問題ありません。着任後の研修を通じて、一から林業について学ぶことができます。
実際に、現在着任している方も未経験からのスタートで、今日は林業大学校で研修を受けています。
また、女性の方も安心してご応募いただけます。卒業後は、半林半Xの働き方を目指していただきたいと考えています。
そのため、林業一本でやりたい方よりも、林業を通じてまちづくりや地域の活性化に関わりたいという方が
向いていると思います。
 
ー着任後はどういった活動をするんですか?
1週間の半分は林業に関する研修を受講します。
県内外から自伐型林業実践者や有名林業地の林業家などを講師に迎えての研修や
自伐型林業に取り組んでいる方を訪問したり、林業大学校で研修を受けたりします。
座学では、安全面や作業道開設の方法、森づくりについてなど、現場で必要な技術の基礎を学び、
現場での作業を通して、技術を身につけていただきます。
そして、林業振興に係る業務にも携わりますので、一週間の残り半分は、農林課職員と一緒に働く場面も多くあります。
森林管理のために行政が行っている業務を知ることは、自伐型林業を行う際にも役立つと考えています。
また、職員に同行し、山主さんを訪問して意向調査も行います。
意向調査により集落周辺の里山などの森林の集約化ができれば、
協力隊卒業後の施業林として山主との山守りの契約が結べるよう取り組みを進めます。
また、複数ある市有林の中で自伐型林業による森づくりが適した森を管理してもらうことも想定しています。
研修のスケジュールや農林課での業務は、私を含めた農林課職員と隊員の皆さんで相談しながら調整していきます。
一緒に任期中の活動について考えていければと思います。
 
 
安芸市は高知県内では後発にあたります。しかし、その分、「あなたらしさ」を実現することができる自由さがあります。
「新しいことがしたい」、「色んな人と交流しながら自分ならではの取組がしたい」という方にはオススメです。
林業、製材業、建築業のほか、観光業や漁業、炭の製炭者など様々な森づくり人材が揃っている安芸市で
”森を守りながら木材生産を行う環境負荷の少ない林業”に一緒に取り組みませんか?
 

【問い合わせ先】
安芸市役所 農林課 林業振興係「地域おこし協力隊」募集担当
電話番号:0887-35-1016
メール : [email protected]
協力隊募集ページ:https://kochi-iju.jp/work/recommend/details_1439.html

 

”目”と”舌”で感じる太平洋

今回、ランチでお邪魔したのは、今年4月にオープンした「海辺の料理店 一音灯(いちおんとう)」。
お店に着いて驚いたのは、店舗の後方に広がる海食洞!外観からしてインパクトのあるお店です。
店内からは太平洋が一望でき、海を眺めながら料理の到着を待ちました。
注文したのは、「海鮮丼 夕日」!8種類の魚介類が豪華に使用されています。
どのお魚もぷりぷりで、とても美味しかったです♪

 

 
 
 

訪問を終えて・・・・

今回の安芸市訪問では、就農支援を行っている「アグリード土佐あき」と
林業ミッションを担う地域おこし協力隊についてお話を伺うことができました。
どちらにも共通して感じたのは、担当者の方々が親身になって話を聞いてくれるという安心感です。

 
「アグリード土佐あき」では、市川さんと樋口専務が研修生と関わる様子を拝見しましたが、
どちらも気さくに会話をされており、研修生もお二人にはとても話しやすそうでした。
 
林業ミッションの協力隊を担当している岡田さんも、会話の中から現役隊員への思いやりが伝わり、
卒業後の進路についても相談しやすいと感じました。
こうした温かいサポートと充実した研修環境が整う安芸市で、農業や林業の担い手として活躍してみませんか?
みなさまからのお問い合わせをお待ちしています!