【黒潮町】地域と繋がる田舎暮らしが体験できる場所「シェアパークflat」

誰もが気軽に使えるシェアスペース”シェアパークflat”
2022年6月に黒潮町の地域おこし協力隊として着任された西川太悟さんがミッションである黒潮町の情報発信の傍ら、
黒潮町入野駅徒歩5分の場所に完成させた❝地域と繋がる田舎暮らし❞が体験できるレンタルスペース「シェアパークflat」。
自然に触れながら静かな空間でリモートワークや作業などをしたい方、BBQやヨガなどを楽しみたい方など使い方は色々!
どこか懐かしい雰囲気と落ち着いた空間を楽しめる場所「シェアパークflat」と運営する西川さんご夫婦のインタビューをご紹介します!
■ゲストハウス
国内外から旅行で訪れる方やサーフィン目的の方に加えて、移住を検討中の方の利用もあります。
移住を考えている方にはその相談にも乗っています!
離れにあるお部屋は広々とした空間で、まるで旅館に泊まりに来たような雰囲気が味わえます。
2階のお部屋は洗練された空間で、落ち着いた時間が過ごせそう♪
家族や友人と過ごすもよし、一人でゆったり過ごすもよし、広いお庭を眺めながらゆったりした時間を過ごしませんか?
■読書会(月に1回開催)
本が大好きな地域おこし協力隊の方の主催で開催しています。
参加者一人一人が自己紹介をしてから1時間、自分の好きな本を読みます。
自分で持ってきた本やシェアパークflatに置いてある本を読んだり、読む本は自由です。
必ず本を読んで過ごさなければいけないというわけでもなく、本を読む気分じゃない時は、
おしゃべりをして過ごす方、ハンモックに揺られながら寝て過ごす方もいるそうです。
■ごはん会(月に1回開催)
参加料は500円で1品持ち寄り制のごはん会には、ストハウスの宿泊者だけなく、
地域の方、2階で行われている学習塾の生徒さんなど色々な方が参加されます。
アットホームな空間に業種も価値観も違う、普段関わることのない方々が集まり、
1つの食卓で一緒に食事をして、色々な人の考え方を知ることは、自分の成長につながるかもしれません。
■マルシェ(3ヵ月に1回開催)
このマルシェのコンセプトは【やってみたいをカタチに】。
「お店をやってみたいけれど自信がない」という人がお店をやっていくきっかけになればという思いで開催されています。
初めてで不安な気持ちの方には、どのような出店にするのかを一緒に相談しながら作りあげていけるようにサポートも!
町内はもちろん町外から参加する方もいるそうで、どんな方でも出店することができます。
ワークショップのような楽しい催し物や、英語で遊ぼう会、庭ではバンド演奏などもあり、お買い物以外の楽しみも満載です。
お店は毎回違う方が出店してくださるので、毎回違う楽しみ方ができそうですね♪
\ シェアパークflatを作られた西川さんご夫婦にインタビュー /
<プロフィール>
西川 太悟さん/朋香さん
出身地:太悟さん…奈良県、朋香さん…三重県
居住地:黒潮町
移住年:2022年
職業:地域おこし協力隊
太悟さん(以下:太)
これまで様々な国や日本各地を巡ってきましたが、どこかに拠点を置いて、もう一度人生をリセットできたらと思って、住む場所と仕事を探し回っていたところ、黒潮町の魅力を発信する“情報発信コーディネーター”という地域おこし協力隊募集の記事を見つけたんです。これなら今まで旅の最中に続けてきたYouTubeの経験を活かせる!と思って面接を受けました。当時は「ここで生きていくぞ!」という思いよりも、もっと気軽な気持ちでした。
ーなぜシェアスペースを作られたんですか?
(太)
最初はシェアハウスにしたいと思っていたんですが、シェアハウスだと地域の人が入って来づらいかなと思い、“地域と繋がる田舎暮らし”が体験できる場所にするためシェアスペースという形にしたんです。
「こういう場所があったらいいな」とずっと思っていたので、思い描いていた場所がやっとできました。今では旅行やサーフィン、海外からの観光客、移住を検討している方など様々な目的で宿泊される方、
ごはん会や読書会には地域の方も参加したり、口コミで聞いて興味を持って参加してくれる方もいます。地域の方のパイプが強くて、こちらからお願いをしていなくても、「こういう場所があるよ」と広めていてくれたりするんです。シェアパークflatでは、ごはん会や読書会以外にもDIY体験や農業体験もできます。来てくれた方がやりたいと思ったことができる空間です。やっぱり体験するってすごく記憶に残りますよね。
朋香さん(以下:朋)
自分たちも黒潮町への移住前に香南市で住み開きをしている方の所でお世話になりながら体験したことをよく覚えています。そういう体験が今の活動に繋がっているのかもしれません。
ー今後flatをどういう場にしていきたいですか?
(太)
もっとDIYをしてきれいにしていきたいし、皆が使いやすい場所になるよう、皆と一緒に作っていきたい。誰もが気軽に使えるシェアスペースというのをもっと極めていきたいと思っています。自分たちがいなくても使ってもらえるような、皆が繋がるコミュニティの場になればいいな。最近はキッチンで飲食店営業の許可を得たので、チャレンジショップのような形で使ってもらって、飲食店にチャレンジしたい人を応援したり、自分たちもそこでコーヒーを出したりしたいです。
(朋)
地域の人から、「おしゃべりができる場所があったらいいよね」という声を聞いたことがあって、地域の方にとって、もっと気軽に友達と好きなだけおしゃべりができる場所になればいいなと思っています。誰もがフラっと気軽に立ち寄れる場所、年齢や国籍、立場とかも関係なく、誰もがフラットな関係で関われるような、ありのままの自分でいていいんだなと思えるような場所を目指しています。
ー移住を検討している方々に向けてメッセージをお願いします!
(太)
移住はご縁とタイミングだと思います。それを感じたら是非一度遊びに来てください。あんなことしたい、こんなことしたい!という希望だったり、悩みがあるならそれを持ち寄ってもらえたら何でも相談に乗ります!定期的にごはん会やマルシェもやっていますし、宿泊でじっくり来ていただけたら、より深い黒潮町の魅力や、逆にデメリットの部分もお伝えできると思います。
(朋)
移住を考えていたり、住む拠点を探していたりする中で、その人によって合ってる場所や直感もあると思います。黒潮町に移住しないとダメというわけでもないので、移住先を決めるまでの一つの拠点のように考えて来ていただけたらと思っています。