佐賀県庁 出張報告 移住者と再会 |地域のトピックス|FURUSATO

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佐賀県庁 出張報告 移住者と再会

佐賀県庁 出張報告 移住者と再会 | 地域のトピックス

2月12-14日で佐賀市に出張してきました。
アイキャッチの写真は佐賀駅前です。
2024年に国スポを開催した佐賀県は、佐賀駅周辺の整備が進み、とてもきれいな街になりました。
学校帰りの高校生がベンチで友達と話す姿に自分の高校時代を重ねます。
佐賀北高の前にあった「光ちゃん」という店でソフトクリームを食べてた昭和のころ。
今は何種類かのフードトラックが並び、コーヒーや本格的なピザを、オープンエアーで楽しめます。

今回のメインイベントは佐賀県の市町・移住ご担当者が集まる会議への参加でしたが、他にも嬉しい目的があったのです。

移住者さんに会ってきました

ふるさと回帰支援センターの佐賀県相談員になったのは2016年7月。
たくさんの方々との移住相談を重ね、移住後も連絡を取り合う方もいます。
今回お会いできたのは

  1. 佐賀市で会える方
  2. 移住後、3-6年ほど経過している方

どうして「2」かというと、移住後は生活が安定するまでのご苦労があるだろうと考えたからです。
実は、これまでも移住後に連絡をとりあっていたのですが、それぞれに悩みを持たれていた様子でした。
もちろん、すべてクリアになってハッピー!!というわけにはいかないでしょうが、皆さんの笑顔にこちらが元気をもらいました。
懇親会での会話を少しご披露します。ご参加の皆様はご了解済みです(^^)

移住後のみなさんの様子・コメント抜粋

  • 知り合いを作ろうと、「X」で情報発信。自分と趣味の合う人と繋がれて、楽しみが増えた。
  • しごとにも慣れ、そろそろ佐賀の地域に貢献したいと考え始めてる。
  • 開店にあたり、周囲に心配された時期は正直しんどかったけど、頑張っていると周りの人が助けてくれた。佐賀でよかった。
  • 地域おこし協力隊から自伐型林業へ。豪雨災害の時には、自分たちの土地を自分で守る活動にも参加できた。今では木工製品の制作・販売にも着手し、仕事の幅が広がっている。
  • 東京で働いた経験をもとに、佐賀で働いている企業内で業務改善提案をしたところ、一緒に取り組むことになった。
  • バトミントンにミュージカル出演、東京にいたときには考えられなかったことが実現している。家族との時間も増えて満足。
  • 大学進学で東京に出たけど、地元のために何かしたいと考えてUターン。地域の産物を活かした商品開発を地元企業と進めることが出来た。
  • 唐津・島留学の1年半は、子どもたちにとって強烈な体験だった。3歳だった次男も鮮明に憶えている。今でも「島は良かったなー」と振り返る。長男が小学校高学年になるときに佐賀市内に移住し、これから何を学んで何になるのか検討中。まずは今年の高校受験を突破。

移住して良かったよ!って言葉は、相談員冥利につきます。
共通して「自分が動けば、周りがめっちゃ協力してくれる」と感じているご様子でした。
そしてみなさん、佐賀の良さを多くの人に知ってもらいたいと。地域のことを大切に想ってくれて、ありがたい。

懇親会後「写真撮り忘れた」と急遽記念写真を。

事業承継、温故知新

佐賀にUターンして、旅館を継いだ移住者は、歴史ある旅館に新しい感性をプラスし、さらに魅力ある「あけぼの旅館」を作り上げていました。宿泊する人だけでなく、佐賀に住む人が利用したくなる場所を作りだし、佐賀ではすっかり有名人に。
佐賀市内の「佐賀城下 ひなまつり」に合わせて、令和3年2月11日(木)~3月21日(日)の期間中「ひなずし御膳」を提供。沢山の人でにぎわっていて、予約は必須です。また、3月18日(火)には「30回目の落語・独演会」が開催されます。

館内にはたくさんのお雛様が飾られています

 

佐賀市は車が無くても生活できる

今回実感したのは「佐賀駅バスセンター」が便利だということ。みやき町役場へも久留米行きのバスでのんびり行くことができました。
土地は平らなので、自転車があれば生活できるなーと再確認。
もちろん、「車があれば“なお楽しい”」のは間違いありませんが、交通網は意外と発達しています。
東京のように電車やバスのダイヤが数分おき、なんてことはありませんが、バスの時間に合わせて行動してみると、自分で決めて行動する「自由」を感じました。本物の自由って、自分で作るものなのかも、と気づく60歳。
私は日々の生活で、電車はいつでも来るよーと思いがちのため、ついつい遅くなってしまいます。
また、私の知らない佐賀県を求めて出張に行ってまいります。その時は、再びレポートします。