山・里・川・海に囲まれ自然豊かなのに、新幹線もとまる小田原駅。何でもそろうショッピングモールに、映画館。そして小田原城をアイコンとした、歴史あるまちなみ。移住先としての人気も高まっている小田原市の移住ツアーに参加してきました～。

小田原も、エリアによっていろいろ。そう、小田原といってもいろんな顔があるんです。今回は、海エリアの小学校を３つ見学させてもらいつつ、先輩移住者さんにその界隈のライフスタイルをきいちゃおう！という企画。生徒さんがいる時間帯の小学校を見て回れるなんて、なかなかレアなめったにないチャーンス！結論から申し上げますと、とっても楽しかったし、公立の小学校でもそれぞれ特徴があっておもしろかったです。行きたかった・・・という方、ぜひこの写真多めのレポートをご覧ください。そして、小田原市役所に「またツアーを開催してほしいです～！」と、みなさんで伝えましょう。小田原市内には小学校が25校もあり、私もまた他の学校を見学に行きたいので！（笑）

今回のツアーでまわったのは、こちら！
・国府津エリア　国府津小学校
・鴨宮エリア　下府中小学校
・小田原駅周辺エリア　新玉小学校
・小田原駅周辺エリア　カフェレストランやまじょう
・鴨宮エリア　大型ショッピングモール＆マロニエ子育て支援センター
・曽我エリア　上府中公園
・小田原駅周辺エリア　ミナカ小田原

さあ、「小田原暮らしの謎を解け！」ツアーへ出発です。

移住ツアーなのに謎解きも楽しめちゃう。なんてお得なツアーなのでしょう！まず、参加者全員にこんな巻物が配られました。

さらに広げると、・・クロスワード問題が！皆さん、見入っていました。謎解きって、なんだかワクワクしちゃいますよね♪

「クロスワードがとけた方には、素敵なプレゼントがあります！」と、マイクを片手に案内してくれたのは、本日のツアーガイドのコアゼさん。もともとバスの運転手さんで、現在は小田原でゲストハウスティピーレコーズインを営んでいらっしゃいます。カフェラウンジもオープンしたので、小田原暮しでききたいことがある人はぜひ行ってみてください。（ちなみに、プリンが想像を超えるおいしさです♡）

そして助手席からご挨拶いただいたのは、小田原市役所で移住相談を担当している高橋さん。一見、クールにみえるかもしれませんが、実は小田原愛がめちゃ深くて熱い・・・ずっとゆるやかに燃え続けているような人です。その熱が伝わって、あなたも小田原が大好きになっちゃうかもしれません。

＜国府津エリア＞　国府津小学校

さて、集合場所の小田原駅からバスで20分、到着したのがこちら140年近くの歴史をもつ国府津小学校。合言葉は、「こ（向上心を持ち）・う（美しい心で）・づ（強い心と体）の子」。校庭めっちゃ広い！

正面昇降口、タイル張りの柱がなかなかレトロでいい感じです。右側には、二宮金次郎像も！

校長先生がご案内してくださいました。かつては１学年５クラスあったそうですが、今は2～3クラスで児童数は約500人。この国府津エリアでは一番大きな小学校になります。

窓の向こうには、山並みがいい感じですね。

この日は1月末、冬のプールは水がこおってツルツル光っておりました～♪

こちらは、English Room。みんなChromebookをもっていて、入力したものをみんなで共有して読みあったりするそうです。

ちなみに、こちらの小学校には図書館が二つあって低学年用、高学年用となっているそうです。理科室も２つあるのだとか。

富士山も、よーーーーく見えます♪ちなみに、ここから海まで徒歩１０分、海も身近なエリアです。

展示されている作品の数々が、とってもクリエイティブ！！

小田原ならではの、展示もありました～♪

＜鴨宮エリア＞　下府中小学校

お次は、下府中小学校です。1学年2クラス、児童数は約300人。またもや校長先生が、ご案内いただきました。ちょうど休み時間で、子どもたちが校庭で元気に遊んでいました。校庭は芝生がはってあるので、ほのかに草の香りが♪

こちらは、「友愛像」。体の不自由な児童を、当時の６年生が中心となり、背負って登校したり、励ましあったりして卒業にいたったというエピソードをもとに制作されたそうです。

「友愛」は、校訓になっているそうです。

校内は、とても整理整頓されている印象を受けました。

そして、こちらの学校からも富士山がよーーーーく見えます♪

そしてこのエリアは大きなショッピングモールの目の前で、とても便利なエリアでもあります。

こちらは図書館。ちなみに、毎週月曜日は読書の時間があるようです。

絵本がたくさん、畳コーナーもありました。

給食室が、「きゅうしょくすいぞくかん」に！これ、素敵ですよね～♪

なかなかのインパクト！

＜小田原駅周辺エリア＞　新玉小学校

そして３校目は、新玉小学校です。1学年は1クラス、児童数は約150人、小田原駅と海の中間エリアに立地します。

入口には立派なヤシの木が！（フェニックスという品種とのこと）1969年に校長先生が出張に行った際に贈呈され、なんと鹿児島県から届いたそうです。

下駄箱がウッディ♪小田原市では、地域産木材の利用拡大を図り、学校施設を対象に内装木質化事業をすすめています。

またまた校長先生がご案内くださいました。こちらの学校には制服があり、襟なしブレザーに半ズボンorプリーツスカートというスタイルで過ごしているようです。

トイレ入口の壁もウッディ♪

こんな木の空間も。地域の方がこのスペースを利用することもあるそうです。

教室の壁も板張り、ランドセルの棚も。木のぬくもりが感じられてほっこりしますね。

図書室は、読み聞かせをしてくださる図書ボランティアさんが季節ごとに飾り付けをしてくださるとか。

そして外に出ると、学校に噴水？！春にはお花が咲いたり、オタマジャクシがいたり、昨年開校110周年記念の井戸も完成！このエリアは「ウォーターランド」と名付けられているようです。

校庭は、子供たち自身が苗を植えたという全面芝生のグラウンドが広がっていました。

＜小田原駅周辺エリア＞海が見えるカフェレストランで、先輩移住者さんとランチタイム。

そろそろお腹もすいてきました。海方面へ徒歩で移動してかまぼこ通りへ。

ランチは、蒲鉾づくりを営んでいるやまじょうさんへ。絶景、かつ、おしゃれすぎる～！すてきなお店でした。

無添加ねりものとお野菜たくさんのワンプレートランチをいただきました。

そして、このあたりに移住されそれぞれ小田原暮しを楽しまれている先輩移住者さんと、お買い物のこと、子育てのこと、週末の過ごし方、地域コミュニティについて、田舎あるあるなどなど、あーだこーだと盛り上がっていました！

認知スキルと非認知スキルについての子育ての深いお話とか、ショッピングモールはどの辺に車をとめると空いているというローカルネタも♪

＜鴨宮エリア＞　「マロニエ」子育て支援センターと大型ショッピングモール

さて、お次はバスで少し移動して、川東タウンセンターマロニエへ。集会室、図書室、調理室、ホール、子育て支援センターなどがあります。

こちらは未就学児さんが遊べるお部屋、木のおもちゃがたくさんありました。子育てアドバイザーの方がいて、子育ての悩みや疑問などを相談できます。 

こちらの「児童プラザラッコ」は、小学生まで利用可。クライミングウォールはかなり本格的！

マロニエのお隣には、スーパーがあり、シネコンやフードコート、ファミレス、カフェ、ファッション、雑貨、など何でもござれのショッピングモールがあるのです。

ペットグッズや観葉植物も～♪

スポーツクラブも！　ご近所さんはここだけで、すべて完結しそうですね。

＜曽我エリア＞　上府中公園

さて、バスで北の方へ移動します。曽我エリアは、梅とみかんの里。車窓からはこんな景色が。

上府中公園にやってきました。野球場、スポーツ広場（サッカー、ソフトボール、少年野球など）、バスケットコート、多目的広場、ウォーキングロードなど。とにかくひろーーーーい！

この通りでは、毎月マルシェ「カミイチ」が開催されています。（毎月第4土曜日10時〜16時。12月のみ第3土曜日）

ここにも、金次郎さん～。


ワンちゃんとお散歩中の先輩移住者さんに遭遇！


田んぼや山並みに囲まれ、のんびりとした空気が流れていました～。

＜小田原駅周辺エリア＞　ミナカ小田原６F「小田原駅東口図書館」と屋上の「展望足湯庭園」

さて、ツアーも終盤です。小田原駅直結のミナカ小田原にやってきました。こちらは６Fの図書館。新しくて、とってもキレイです！

同じフロアに子育て支援センターもあります。

そして、14Fの展望足湯庭園へ。（ちなみに、お湯は箱根湯本の天然温泉みたいです。）

小田原が一望できちゃう。絶景でした～♪

おまけの編集後記。

ということで、超大作の小田原レポートをお目通しいただきありがとうございました。小田原暮しの解像度が少しあがりましたでしょうか。クロスワードのご褒美は、小田原の名産品といえば梅干し！ということで、和菓子に包まれた高級梅干しでした～♪

今日だけで、二宮金次郎像に5回出会いました。さすが、出身地です。さて、最後はこちらの金次郎さん。この金次郎像はどこにあるでしょうか？謎解きツアーを謎解きでしめる、という満足感。（笑）