投稿日：2025.03.07　最終更新日：2025.03.07

移住支援コーディネーターが行く！島根県イベントレポートその2　味はそれぞれ！違いがわかる源氏巻食べくらべ「つわの茶話会特別編あんこ旅・東京出張所」

こんにちは、島根県の移住支援コーディネーターです！

島根県の市町村で唯一、東京都内に事務所を構えている津和野町。
文京区にある事務所では、移住相談窓口をはじめ、
観光案内やセミナーの開催、特産品の販売などを行っています。

本日は、2/27（木）に開催された「つわの茶話会特別編　あんこ旅・東京出張所」のレポートをお届けします。

津和野町と文京区を繋ぐ「森鴎外」の縁

東京文京区にある津和野町東京事務所（TSUWANO T-SPACE）は、
「津和野と東京を結ぶ新しいコミュニティ・スペース」として2014年に開設されました。
津和野町と文京区を繋ぐのは、明治や大正に活躍をした文豪・森鷗外。
津和野町で生まれ、文京区で生涯を閉じました。その縁があって津和野町東京事務所の開設に至り、
文京区や近隣のイベントにも参加して、着々と津和野町のPRに繋げています。

事務所に入ると、津和野町に関する資料やポスター、イベント案内が目に入ります。
なんと特産品の販売も行っており、美味しいお酒やお菓子、調味料、お茶などを扱っています。
近所の方が買いに来られることもあるそうです。

定期的に開催！　毎回大好評の「つわの茶話会」

津和野町東京事務所に常駐している津和野町役場職員の佐伯さんや、ふるさと島根定住財団の移住支援コーディネーター、
そして参加者の皆さんが1つのテーブルを囲んで、津和野町にまつわる話や暮らしぶりについてを語り合い、
交流するイベントです。　希望者は個別の移住相談もできます。

佐伯さんは津和野町生まれ・津和野町育ちの、まさに津和野町のエキスパート！
茶話会中に突然投げかけられる質問にも的確に回答されていました。

そんな佐伯さんの挨拶から始まり、まずは津和野町を知るために四季をめぐる映像を見ました。
ここでスクリーンになるのは真っ白で湾曲した壁。　ちゃんとイベントスペースとして活用できるように設計されたそうです。
独自の文化を持つ津和野町の幻想的な風景に思いを馳せました。

今回のメインイベント！「あんこ旅・東京出張所」　そして津和野銘菓・源氏巻（げんじまき）とは？

昨年、津和野町で開催された「津和野あんこ旅」。　津和野町には和菓子・洋菓子・パンを扱うお店が数多くあり、
そのなかでもあんこを使った商品を食べてスタンプを集め、『津和野あんバサダー』を目指すというもの。
今回は茶話会用にあんこ旅企画をアレンジして、
津和野銘菓である源氏巻全９軒分をみんなで食べてみよう！という粋なイベントを行いました。

源氏巻は、あんこをカステラのような生地で包んだ細長い形状の和菓子です。
これを食べやすいように切っていただきます。　現在、源氏巻を製造販売しているお店は9軒あり、
なかなか9軒分すべての源氏巻を食べたことがある町民の方もいないのでは、とのこと。
同じく津和野町で日常的に飲まれている、まめ茶（カワラケツメイ）との相性は抜群。
どちらも津和野町のお土産として有名です。