【上野村】~新しい教育旅行産業の創出~社会課題を題材としたビジネスパ ーソン向け講座「チェンジ・メイカー育成プログラム」
「チェンジ・メイカー」とは、課題の本質を見極め、様々な分野の個人・組織の力を集めて試行錯誤を繰り返し、状況を変化させられることができる人
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群馬県上野村(うえのむら)では、従来型の自然体験を中心とした林間学園等の教育旅行誘致を行いながら、新しい形の教育旅行である、課題解決型、思考力涵養型の教育旅行を創出されています。
今回の新しい教育旅行では、上野村が「幸福な暮らし方」を実現するために行っている 「地域資源活用」「教育」「福祉」 「暮らし」 などを題材に、課題の発見・解決をするための思考力を養う教育の場所として村を活用してもらいます。そこで導き出された課題と解決方法は、上野村に提案をされることになります。
今回はこの<新しい教育旅行産業の創出について>進行中の事業の1つをご紹介します。
上野村スカイブリッジ上空写真(ぐんまな日々 HPより)
立命館「チェンジ・メイカー育成プログラム」(第4期)開講
社会人を対象にした、3ヶ月間(全9回)の実践型の研修プログラムです。
事前ワーク・セッションと現地でのフィールドワークを通して、実際の地域や企業の課題を探り、限られた期間の中で、合意形成と実現可能な解決策の提案に繋げる実践型なPBL※を実施します。
※PBL:Project-Based Learning 課題解決型学習
知識教授のための受身の学習ではなく、自ら課題の発見・設定から、解決することを通じて学ぶ学習法。
▼プログラム詳細・受講料・お申し込みはこちらより
http://www.ritsumei.ac.jp/tokyocampus/course_guide/detail/?course_id=29
プログラムにご参加いただきたい方
・次期ビジネスリーダー候補人材
・新規事業開発に取り組んでいる、あるいは取り組みたい方
・DX やSDGs 事業に取り組んでいる、あるいは取り組みたい方
・自分自身や日常業務に変革を生み出したい方
・地域との繋がりや新しい価値観を取り入れたい方 など
お申込み期間
【1次締切日】2022年 9 月 9 日(金)
【2次締切日】2022年10 月 3 日(月)
今回は、群馬県上野村の協力を得て、東京での事前ワーク・セッションと現地でのフィールドワークを通して実際の企業や地域の課題を探り、限られた期間の中で、合意形成と解決策の提案へとつなげる実践的なPBLを実施します。受講生たちはチームを組み、異なる価値観の仲間との議論の整理・融合を通して、一人ひとりが「チェンジ・メイカー」になることを目指す実践型の人材育成プログラムです。
主催:立命館東京キャンパス
共催:ジャパンラーニング株式会社
協力:群馬県上野村、株式会社阪急交通社
上野村型循環経済のご紹介
上野村型循環経済とは、村で出た未利用資源の有効活用によりゴミを出さず環境負荷低減の地域社会を実現する仕組みの事です。
事業用・家庭生ごみは、村堆肥センターで堆肥となり畑へ。椎茸栽培の菌床は収穫後、燃料として出荷。
森林組合の製材で出る端材は木材の乾燥用燃料として利用。間伐材は木質ペレット工場へ集めペレット原料として利用し木質ペレット発電やボイラー燃料として再生可能エネルギーを活用。
この様に森林資源に限らず、捨てられ放置されていた未利用資源を活用した低炭素社会の実現や環境負荷を減らす仕組みづくりを進めています。
新しい教育旅行産業の創出について プレスリリース
日本の課題先進地・上野村では、その解決のために様々な施策を行って参りました。現在は
経済発展のみにこだわらない、心の豊かさ を大切にした幸福な暮らし方を実現するために、
行政や民間事業、村民で村づくりをしています 。
課題解決型教育旅行の場所として質・数の両面で日本1を目指します。
~現在進行中の課題解決型教育旅行~
?立命館大学と覚書を結び、立命館大学東京キャンパスとPBL 型リカレント教育 「チェンジ・メーカー育成プログラム」を10月~3 か月間行います。2022年8月5日には、「上野村から世界を変える」をキーワードにオンラインセミナーを行います。※開催終了・詳細はコチラ
?多摩美術大学統合デザイン学科とはデザインの力で観光消費額を上げるをテーマに 、上野村の地域資源を活用し環境配慮したデザイン提案を行うPBL型授業を11 月から行います。
?高知大学地域協同学部とは 、上野村で親子ワーケーション事業のモニター実施をし、今後高知県でのプログラム化を検討します。
?東京の私立小学校と令和5年度に向けて「幸せとは何かを上野村で考える」という視点でプログラム造成を行っています。
群馬県上野村とは?
村HP:http://www.uenomura.jp/
Uenomura Village 観光情報:https://ueno-village.com/ja/
人口約1,100人の群馬県で最も小さい自治体。村の総面積の約 9 5 %を占める森林を効果的に活用する林業の振興、観光業の推進、新エネルギーの活用対策、バイオマスの有効利用による村内循環型社会の構築への取り組みなど、さまざまな挑戦を続けている。村人口の約2割がIターンの移住者。