水の都 くまもと『蛇口をひねればミネラルウォーター』な話 |地域のトピックス|FURUSATO

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水の都 くまもと『蛇口をひねればミネラルウォーター』な話

水の都 くまもと『蛇口をひねればミネラルウォーター』な話 | 地域のトピックス

(↑熊本市江津湖 写真提供 熊本市)

阿蘇を有する熊本県は「火の国」でもありますが、実は「水の国」でもあります。
わたしは社会人になるまで熊本市で生活をしていましたが、熊本でペットボトルのお水を買ったことがありません!雨水などが長い年月をかけて地中でろ過されて、熊本市近郊で湧き出ています。だから『蛇口をひねればミネラルウォーター』。どんなに空梅雨でも水が止まることはなく、県外で暮らすまで熊本県の《水》がそんなに貴重なものとは思ってもいませんでした。

人口約74万人の熊本市(と熊本市近郊の11市町村のおよそ合計約100万人)の水道水源をほぼ100%天然地下水でまかなう日本最大、世界でも希少な地下水都市であり、その品質は【特級水】と評されたほどです。また、熊本市にある水前寺江津湖湧水群や金峰山湧水群はじめ、嘉島町の六嘉湧水群・浮島、南阿蘇村の南阿蘇村湧水群は、平成の名水百選に選ばれ、このことにより熊本県では、昭和60年に選定された「名水百選」(全国最多の4カ所が選定)に加えると合計8カ所で、この数は全国一となりました!
さらに、県南 人吉球磨地方の清流、川辺川は、国土交通省が実施した水質調査で15年連続水質※日本一に認定されました。そしてこの川辺川は平成18年度調査から、全国で唯一で最長の15年連続1位を獲得中なのです。
※荒川(福島)、仁淀川(高知)など18河川と並び全国1位を獲得。

っと、つらつら書きましたが、とにかく《水》がキレイでおいしいんです!
では、なぜ熊本のお水はおいしいの?
・地下水は、雨水などが地下に浸透し、流れていく間に自然にろ過されきれいになります
・地中の炭酸ガスやミネラル分が適度に溶け込みおいしい水となります
・水源の水温が、年間を通じほぼ一定で、夏は冷たく、冬はあたたかく感じます
(熊本市上下水道局HPより)

熊本市民の憩いの場である江津湖も湧水で浅瀬では、子供たちがバシャバシャ、濡れるのもお構いなしで遊んでいます。わたしもザリガニをとったり、手足がふやけるまで水遊びをしていました。ホタルも見れますよ。

(嘉島町 浮島周辺水辺公園)

(南阿蘇村 白川水源)

(産山村 池山水源)

熊本県内には湧水地が1000か所以上もあるので、水源巡りをしてお水を汲んだり、魚釣りやカヌー、湖畔を散歩したり。清らかな水が身近です。そう、汲んできたお水で、お米を炊いたり、コーヒーをいれたり。

熊本県南の担当者さんに、『趣味は何ですか?』と聞いたら、答えが『せいひょうです』と。…ん?“せいひょう”? =『製氷』
沢の水を竹の管で引いてそれを氷にし、県南の名産物である“球磨焼酎”をロックで飲む!そうです。素敵すぎてびっくり!

お水がキレイだから、食べ物もおいしい。トマトやスイカ、なす、いちご、お米など豊かな恵みを享受しています。

水がキレイ!なことが普通の暮らし。熊本で暮らしてみらんね?

<おまけ>
熊本市と良品計画が「水を通じた持続可能な社会の実現のための連携協定 」締結しました!
プラスチックごみの削減、水を通じた持続可能な社会の実現を目指しており、現在下記の場所に給水機が設置されています。
・熊本市役所
・託麻まちづくりセンター(東区)
・西部公民館(西区)
・南部まちづくりセンター(南区)
・植木文化センター(北区)
・水の科学館
・花畑広場サービス棟(中央区) ←New
・熊本市動植物園(令和4年1月~)
以降も設置施設を順次拡大予定。

写真は熊本市役所にて常温/冷水が選べます。
この日わたしはこれを汲んで、熊本城天守閣に登頂に行きました♪