テレワークセンター MINAKAMI
上州ぐんまの桃源郷
みなかみ町 体感物語(夢の中の独り言)
東京駅新幹線のホームで釜めし弁当を買い上越新幹線に飛び乗った。ドアが閉まると、そこはすでに都会の喧騒から隔離された別世界。お昼を済ませてうとうとしていたら「次は上毛高原駅」の車内放送で目が覚めた65分で到着。ここは標高450m、東京スカイツリーの展望台の高さくらいかな?駅を出てみると外の空気は夏だというのにひんやりしていて爽やかだ。
車に乗り替えしばらく行くと「びーどろパーク」のガラス工芸体験を楽しむ人々の声と何やら吹きガラス体験の焦げた匂い。近くに在る「たくみの里」では伝統の手工芸の店が立ち並び風情を醸し出している。風鈴の音が涼しげに聞こえてきた。今回の旅の目的の一つは谷川岳一ノ倉沢から流れ出る雪解け水の川の中でキンキンに冷やしたスイカを食べること。今途中の天神平ロープウエー乗り場(標高1319m)を通過、谷川岳は標高1977m。今夜の宿は水上温泉。水上温泉郷は18湯の源泉があり山奥に一軒宿の秘湯もある。野猿や鹿そして熊も一緒に入る大きな露天風呂が最高だ(笑)?
谷川よりさらに北に位置する、みなかみ藤原地区は豪雪地帯で有名。ユネスコ認定のエコパークで自然豊かなところだ。日本一の流域を誇る利根川(暴れん坊・坂東太郎の異名)の源流で八木沢ダム・奈良俣ダム・藤原ダムなど首都圏の水がめとなっている。冬季はスキー・スノーボード、夏季は登山・ラフティング・バンジージャンプなどのスポーツのメッカ。
明日は一番の目的地「テレワークセンターMINAKAMI」訪問だ。旧月夜野幼稚園を改修したセンターでは、ワークスペース・サテライトオフィス・イベントスペースを備えビジネスやリモートワークの拠点として利用されている。また運営パートナーのFLAP(みなかみローカルチャレンジサポート)には移住・起業・仕事づくりを通して、みなかみ町を元気にしている人たちの集団がいる。ぜひこのコミュニティーの方々のお話を聞きたいと思っていた。明日を楽しみにしばし夢の中へ・・・。