リノベーション神戸と、神戸市の区ごとの人口
「リノベーション神戸」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
リノベーションとは「手を加えてよくすること、修復、再生」という意味です。その言葉に「神戸」と続くことから、神戸の街をより良くする何かであることは想像に難しくないと思いますが、どんな内容なのでしょうか。その前に、まずは神戸市民はどこに住んでいるのかという事から紐解いていきたいと思います。
神戸市の区ごとの人口
神戸出身者以外の方からの移住相談を受ける中で、「神戸のイメージは?」と聞くと皆さん「山・海・街」と答えられるのですが、その場所のイメージは六甲山を背景にした神戸港・ポートタワー・メリケンパーク・ハーバーランド辺りの中心部である事がほとんど。
神戸市には約150万人の人が暮らしていますが、その多くは観光・買い物などで多くの方が訪れる中心部ではなく、市の東部・西部に住んでいます。
区ごとで見てみると、1番人口の多い区は「西区」で23.8万人、2番目は21.4万人の「垂水区」、3番目は21.3万人の「東灘区」。全9区それぞれの人口は下記です(令和3年7月1日現在)
東灘区 213,053人
灘区 136,627人
中央区 148,256人
兵庫区 109,185人
北区 209,734人
長田区 94,506人
須磨区 158,346人
垂水区 213,918人
西区 237,616人
リノベーション・神戸~人にやさしく明るい神戸へ~
さて、話を戻しまして「リノベーション神戸」についてです。
リノベーション神戸とは、神戸のこれまでの歴史・資産を活かしながら、神戸のまちや人が新たな輝きでつつまれるようなリノベーションに着手し、まちの質・くらしの質を一層高めることで、都市ブランドの向上と人口誘引につなげるプロジェクト。
段階を経て既にプロジェクトは始まっており、第1弾は「リノベーション・神戸~人にやさしく明るい神戸へ~」。ここでは下記の3点が着手されました。
1.明るいまち
2.駅前空間の刷新
3.やさしいまち
まちなかの街灯が明るくなったり、駅前の駐輪場のクオリティアップや駅舎の美化などを中心に行われ、人が暮らしやすい安心・安全な空間に変わるような事業が行われました。
また、子どもの誕生をお祝いする「こべっこ ウェルカムプレゼント」も始まり、神戸で子育てをする魅力づくりの取組も含まれています。ベビー雑貨やおもちゃ、絵本など、神戸市内の企業などによる神戸ゆかりの品々を選んでもらえるといったもので、見ているだけでワクワクするようなモノばかり!
リノベーション・神戸~見違えるような神戸へ~
そしてその第2弾は「~見違えるような神戸へ~」です。
ここでは、市西部の3駅の拠点性を高めるのプランがつくられています。ここで登場するのが、3駅というのが名谷(須磨区)、垂水(垂水区)、西神中央(西区)です。
1.「名谷活性化プラン~躍動する多世代共生のまちへ~」(市営地下鉄「名谷駅」周辺)
2.「垂水活性化プラン~生まれ変わる海辺のまち~」(JR・山陽「垂水駅」周辺)
3.「西神中央活性化プラン~進化する上質なまち~」(市営地下鉄「西神中央駅」周辺)
それぞれ今でも乗降客数の多い駅であり、伴って駅前に何でも揃う便利さはあるのですが、さらに快適に過ごせるように生まれ変わります。先に紹介した区ごとの人口動態でも、西区・垂水区は人口が多く、その中心となる各駅には拠点性が求められますが、より良く変わるということで期待も大きいですね。
具体的には、駅ビルのリニューアルや図書館の移転・新設、駅前のひろばやロータリーが整備されるようです。詳しくは、神戸市HPにも紹介されていますのでぜひご覧ください。
◆リノベーション・神戸(神戸市HP)
また、それぞれの駅前でのインタビューや内容が紹介された動画もつくられています。
今それぞれの街に住んでいる市民の方の声も聞く事ができ、これから神戸移住を検討したいという方々にもイメージできる作りになっていますので、こちらもぜひチェックを!
◆リノベコウベ「名谷 ~躍動する多世代共生のまちへ~」
→YouTube動画はこちらから(名谷)
◆リノベコウベ「垂水~生まれ変わる海辺のまち~」
→YouTube動画はこちらから(垂水)
◆リノベコウベ「西神中央~進化する上質なまち~」
→YouTube動画はこちらから(西神中央)
\神戸の移住相談はこちら!WEB(zoom)を使ったオンライン相談も可能!/
◆ふるさと回帰支援センター(東京・有楽町)での神戸市移住のご相談
◇神戸市 移住・定住ポータルサイト:KOBE address?/?こうべぐらし