映画「未来へのかたち」全編愛媛県で撮影されました!
愛媛県にある焼き物の里・砥部町(とべちょう)を舞台に、家族の再生の物語を描いた映画『未来へのかたち』。伊藤淳史さん、内山理名さん、吉岡秀隆さん、橋爪功さんら豪華俳優陣が出演し、砥部町出身の大森研監督が監督・脚本の作品。さらに、主題歌「未来へのかたち」を湘南乃風のHAN-KUN、音楽をピアニストの清塚信也さんが担当。全編、愛媛県砥部町にて撮影されました。
全国公開で、関東でも6月から順次公開中です。
夫婦げんかで投げても割れない?!砥部焼
砥部焼とは、愛媛県の砥部町を中心に作られている磁器の焼き物です。江戸時代からの歴史があり、現在は白磁、染付、青磁、天目 (鉄釉) の4種類が国の伝統工芸品に指定されています。地元の陶石原料を生かし、実用性や現代性を兼ね備えたデザインも多く、全国に多くのファンがいます。
砥部町には約100軒の窯元があり、昔ながらの白磁に紺色の唐草模様の作品から、色も形も質感もさまざまな作品が生まれています。丈夫な重厚感は、ぜひ手に取って感じていただきたいです。そして、お気に入りの窯元さんやうつわを探してみてくださいね。
<砥部町観光協会>
映画のストーリー
舞台は愛媛県にある焼き物の里・砥部町。壊れてしまった家族が陶芸を通して絆を取り戻していく様子を描いた人間ドラマ。小さな窯元で、新しい砥部焼のスタイルを追求する新進気鋭の陶芸家・竜青は、町をあげて実施されたオリンピック聖火台のデザインコンペを勝ち抜くが、採用されたデザインは身に覚えのないものだった。それは竜青の娘・萌が彼の名で密かに応募していたもので、実現させるには敵対している老舗窯元の父・竜見の技術が必要で…。
そんな折、竜青の兄が10年ぶりに町へ戻ってきて、「母の死」にまつわる父子の因縁が再燃する。伊藤淳史さんが主演を務め、妻・幸子を内山理名さん、亡き母・典子を大塚寧々さん、兄・竜哉を吉岡秀隆さん、父・竜見を橋爪功さんが演じています。
リアルな現場を追求し、現存する陶石採掘場や実際の窯元、焼き物などが登場します。映画鑑賞のあとは、ぜひ砥部町を訪れて、ゆったりとした町の空気感も味わってみてください。