移住者さんのブログVol.1「滋賀へ移住した私」をご紹介します。
滋賀県へ移住された方のアメブロのご紹介です。
滋賀への移住に至るまでの想いと滋賀愛あふれる暮らしについて、記事を掲載してくださっています。うむうむと思わず納得したり、共感できたり…是非、ご覧ください。
以下引用記事
…………….【滋賀に来ちゃいました】
2019/12/1「滋賀へ移住した私。自己紹介らしきもの」より転載
令和元年(2019年)の夏、神奈川県から滋賀県に移住しました。
神奈川で生まれ育ち、滋賀には親せきも友人もいません。
「滋賀に引っ越すので・・・」と同僚や知人に挨拶しに行くと、ほぼ「は・・・??」と、思いもよらぬ話と地名に思考が一瞬止まっている様子。
「えっと・・・佐賀?」
「滋賀です」
「滋賀って何があるの?」
「琵琶湖とひこにゃん」
「あー! ひこにゃんって、仙台城だっけ?」
「彦根城だよー」 このように素晴らしく知名度の低い滋賀県。
私の中では存在が大きくなり住みたいと思ったんですけどね。
「自分の生まれた場所からわざわざ移住するなんてこと、私にはできないー」
「移住なんて発想すらない!」
「私の人生のなかで、【移住】するって人に初めて会った。たぶんもう出てこないと思う」
このようなことを神奈川でも、滋賀にきてからも複数の人に言われました。
自分では特に勇気を振り絞って、えいや!!で飛び込んだというわけでもなく、それほど特別なことにも感じていません。
それでも人生の一大決心なハズなので「なんで私、移住ということを自然に受け入れられるのだろうか?」と考えてみました。
その?就職した会社の環境
二十歳で就職した会社は北海道から沖縄まで事業所がありました。
私は統括部門にいたので、毎日どこかしらの人からの電話を取り次ぎます。
同じ部署は関西と九州出身者が多く、私自身出張があり、同僚は転勤もありで、県外事業所との交流が活発な環境でした。
「Aさん、XX(地名)が気に入って、家買ったんだってさ」
「Bさんは奥さんの出身のXX(地名)に転勤願いだして、今度XXへ異動だって」
社内では自分の出身地でない土地に住むことを決めた同僚たちがいました。
私はこれらの話を「社会にでればそういうこともある」ごく普通のこととして受け入れていました。
また自分は転勤のある会社の人と結婚すれば、県外に住むこともありえるのだと自然に思っていました。
そのため同僚女性のなかには「関東から出たくない」「関西の人は言葉がこわい」「自分が神奈川出身だから、結婚するなら神奈川出身か東京の人でないといや」と言う人たちがいましたが、そういう発想って不思議だなあと感じた記憶があります。
どちらが良いとか悪いとか、正しいとかいうつもりはなく、どういうエリアで生活したいか、好みというか生き方の選択の違いなのだと思うのです。つづく。
………………以上
新緑の比叡山 写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー
次回、Vol.2「滋賀に来て新鮮だったこと」をご紹介します。お楽しみに!