2年ぶりの開催~曳山まつり(ユネスコ無形文化遺産)in長浜~
長浜市は、適度に田舎で、適度に都会。子どもからご年配まで安心して暮らせる利便性ももちろん大事ですが、それよりも魅力的なコミュニティや人のつながりがあります。
その長浜市で、コロナ禍中で縮小して開催された今年の曳山まつり。昨年の祭は新型コロナの影響で中止され、今回の開催は2年ぶりとなりました。祭の開催を人々はとても楽しみにしていました。長浜に春が来ました。
長浜曳山まつりの最大の見所の子ども歌舞伎。5歳から12歳くらいの男の子によって絢爛豪華な曳山の舞台で演じられます。大人顔負けの熱演は、とても見ごたえがあります。今回の曳山祭では、会場での混雑を避けるため、リアルタイムに子ども歌舞伎が観覧できるモニターが曳山博物館広場や市街地各所にモニターが設けられました。また、掛け声や声援ではなく拍手での応援など感染症対策がとられました。
長浜曳山まつりの起源は、安土桃山時代、長浜城主の羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)に初めての男の子が生まれ、喜んだ秀吉は城下の人々に金を振る舞い、町民がこれをもとに山車を作って八幡宮の祭礼に曳き回したのが始まりといわれています。 子供たちの熱演はこの時期に勇気と元気を与えてくれます。是非、来年もお楽しみに。
令和3年長浜曳山まつり(4月15日)ライブ配信 → こちら