「ものづくりの現場」に寄り添って ～ 寺田千夏さん（鯖江市）

４回連続「幸福度ランキング日本一」の福井県には、１７市町の個性ある暮らしがあります。
そこで暮らす人たちが培ってきた地域力・“生”活力・県民力こそ「ふくいの魅力」。
その魅力について、移住された人を紹介することで知っていただければと思っています。
本シリーズ第7弾として、“福井移住人”（ふくいいじゅうびと）の
鯖江市の寺田千夏（てらだ・ちなつ）さんをご紹介します。

◇どうして移住したのですか？
学生時代（京都精華大学）に鯖江市「河和田アートキャンプ」という学生主体のアートイベント
に参加していたこともあり、鯖江市河和田地区は第二の故郷のような感覚がありました。
卒業後は京都のデザイン事務所で様々な業務に取り組んでいましたが、代理店が入ることが
ほとんどでクライアントと直接やりとりできない状況にモヤモヤとしていました。
（数年経験を積んで転職を検討していましたが、経営不振で倒産）
そんな時、先に移住していた友人（現「TSUGI」代表の新山さん）より会社設立の相談があり、「ものづくりの現場」が身近にあることに可能性を感じ、2015年に移住を決めました。
そして、鯖江市地域おこし協力隊としても「デザインの力で地域に貢献する」ことを自分の役割
として、3年間活動しました。

◇今住んでいる町、その土地の魅力は？
スポットや場所ではないですが、2015年から自分たちで企画を始めた「RENEW」という
ものづくりの祭典では、普段見れないものづくりの現場を体感することができます。

産地の生の声を聞くことはもちろん、インターンの受入や就職等の相談イベントも同時に
開催しています。
・産業観光イベント「RENEW」https://renew-fukui.com/
また、鯖江にはそこに住む人の魅力はじめ、手を加えれば楽しくなることがたくさんあります。

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◇現在の仕事や活動について、また将来の夢について
一番の魅力は「ものづくりの現場」がすぐ側にあること。私自身、手を動かしものを作ることが
好きなので、日常的に現場を見れることはとても刺激になっています。
また、顔が見えるからこそ相手の悩みの本質や、一緒に伴走していこうという気持ちが強く
生まれます。
生活と仕事の線引きもなく、ともにまちを作っていく仲間がたくさん増えました。

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・将来について
4月から独立（福井拠点）することを決めています。今後は内側から福井を発信するだけでなく、
県外とも福井をつなげていきながら、デザインの領域を拡張していければと考えています。

◇移住を検討する方へ助言があればひと言
暮らす土地でキーマンになる人を見つけること。また、個人経営の飲食店に行って常連さんの
話を聞くのが一番いいです。
自分がここで暮らす未来像が想像できたり、理想が膨らむはずです。

◇移住年・出身・家族構成・職業等
2015年移住。大阪府東大阪市出身。TSUGI.IIcアートディレクター・デザイナー。

現在お勤めの会社webサイトや寺田さん個人のSNSがありますので、こちらもご覧ください。
「TSUGI」（会社）web　https://tsugilab.com/
個人SNS　https://www.instagram.com/chiico_chiico/

今回ご登場の移住者や鯖江市の移住や地域のことに関しては、下記にてお尋ねください。
・鯖江市総合政策課
TEL：0778-53-2263　Mail：[email protected]
・寺田千夏さん　Mail：[email protected]

また、鯖江市はじめ福井県内の地域情報・移住支援策情報収集や移住に関する
ご相談などにつきましては、先ずはお気軽に下記までお問合せください。
リアルもオンライン相談も、仕事相談も大丈夫です。
・福井暮らすはたらくサポートセンター東京オフィス（担当：神林）
https://www.furusatokaiki.net/consultation/fukui/
TEL：03-6273-4322　Mail：[email protected]