いわくにチカクニ物語(その3)錦川鉄道の旅
■□■□■□錦川鉄道□■□■□■
全線岩国市内を走り、岩国駅と錦町駅を繋いでいる鉄道。錦川に沿って走っていることから、錦川清流線という名前になっています。
実は、かつて、岩国駅と山口線の日原駅をつなぐ計画で建設されて「国鉄岩日線」として岩国から錦町まで開通したのですが、工事が途中で止まってしまいました。
国鉄がJR西日本になって直後の1987年7月に、岩日線は、錦川鉄道錦川清流線 に変わりりましたが、工事途中の施設を利用して「とことこトレイン」も走っています。
では、沿線に出かけてみましょう。
(※特記の無い写真は昨年11月撮影です)
★錦川鉄道錦川清流線について 詳しく ? 錦川鉄道株式会社 公式ホームページ?
@錦町駅
▲駅舎外観。とことこトレインは左側の道の上から発車します。
★とことこトレイン について 詳しく ? とことこトレインとは | 錦川鉄道株式会社?
@錦町駅
▲線路はこの先まで建設される予定でした。
▲駅名表示。錦鯉がモチーフ。
駅名のひらがなをよく見ると木の切株になっています。錦町は林業のまちでもあります。
▲錦川鉄道の列車。沿線の四季の風景にラッピングされた車両です。この車両に乗って岩国を目指します。
▲錦川上流部。川幅も狭く、欄干の無い橋です。
@清流みはらし駅
▲「清流みはらし駅」駅と言っても、アクセスする道路も改札も無い秘境駅。時々運転される「イベント列車(清流みはらし列車)」で降りることができます。
★清流みはらし駅 について 詳しく ? 各駅紹介 |? (nishikigawa.com)
★清流みはらし列車 について 詳しく ? 清流みはらし列車 | (nishikigawa.com)
▲錦川鉄道も単線なので、@北河内駅(きたごうちえき)で列車のすれ違いです。
※錦川清流線には難読駅が多いのも特徴(太字は難読)。
錦町:にしきちょう
柳瀬:やなぜ
河山:かわやま
根笠:ねがさ
南桑:なぐわ
椋野:むくの
北河内:きたごうち
行波:ゆかば
南河内:みなみごうち
守内かさ神:しゅうちかさがみ
清流新岩国:せいりゅうしんいわくに
川西:かわにし
西岩国:にしいわくに
岩国:いわくに
@かじかの滝 (観光徐行ポイント?)椋野駅-南桑駅間
錦川清流線では車窓からの眺めが良い場所(観光徐行ポイント)で徐行運転する「観光徐行列車」があります(下り4本、上り3本)。
★観光徐行列車 について詳しく ? 各駅紹介 | 錦川鉄道株式会社 (nishikigawa.com)
▲列車は錦川に沿って走ります。
@南河内駅(みなみごうちえき)~守内かさ神駅(しゅうちかさがみえき)
▲この場所の春は菜の花のじゅうたんが広がります(春)。
@清流新岩国駅
▲錦川鉄道の「清流新岩国駅」は山陽新幹線の新岩国駅と接続しています。ホームには新幹線をイメージした待合室があります。
▲清流新岩国駅~川西駅の間に、錦川清流線とJR岩徳線が分岐するところがあります(?森ヶ原信号場)。右が清流線、左が岩徳線への分岐です。岩徳線は岩国駅から徳山駅を繋ぐJRの路線です。
@川西駅
駅のホームには錦川清流線の起点標があります。
▲川西駅は、錦帯橋への最寄駅(歩いて20分くらい)です。
いま、桜がみごろ。錦川には遊覧船の「さくら舟」が運航しています。
★錦帯橋 について詳しく ? 【錦帯橋】 (iwakuni-city.net)
★さくら舟 について詳しく ? 錦帯橋 春のさくら舟(遊覧船)(iwakuni-city.net)
@西岩国駅
▲西岩国駅は、1929(昭和4)年に岩国駅として開業。
この建物はその当時からのもので、国の登録有形文化財に指定されています。当時を偲ぶ木炭自動車が飾られ、駅舎内もレトロな雰囲気です。駅には農産物直売所が併設され朝市も開催されます。
★西岩国駅について 詳しく
? 山口県/魅力発県やまぐち・特集「やまぐちレトロ散歩」
? NPO法人西岩国・駅と広域まちづくりの会
@岩国駅
岩国駅は昨年(2020年)にリニューアルされ、とてもきれいな駅舎になりました。
岩国駅は、山陽本線と岩徳線が発着します。
▲山陽本線
▲岩徳線
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★岩国市が気になる方は ? こちら<岩国 田舎暮らしの道しるべ>にご相談ください
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