投稿日:2021.01.17 最終更新日:2021.01.17
丑(うし)年の牛の話? 「但馬牛(たじまうし)の一大生産地・淡路島」
前回の但馬牛(たじまうし)の記事で「但馬牛(たじまうし)は、兵庫県の県有種雄牛のみを歴代に亘り交配した牛です。」と記載しました。そして、兵庫県産の但馬牛は今も他地域の和牛との交配を避けて純血を守っています。
そして、その但馬牛(たじまうし)から、たくさんのブランド牛肉が生まれています。神戸ビーフ、但馬牛(たじまぎゅう)、三田牛(さんだぎゅう)、黒田庄和牛(くろだしょうわぎゅう)、
そして淡路ビーフ…
ん?
但馬牛(たじまうし)が淡路?と思った人もいるかもしれませんが、そうなんです。
但馬牛(たじまうし)という牛は、“兵庫県で飼育されている、他地域の牛との交雑を避けて純血で歴代に亘り交配した黒毛和牛”なんです。
そして現在、淡路島は、その但馬牛の6割以上もの生産を担う一大産地(出典:淡路畜産農業協同組合連合会HP)となっています。
淡路島で生まれた但馬牛(たじまうし)の子牛(素牛)は繁殖農家から一定期間育てられた後、肥育農家のところへ行き、各地ブランド和牛となっていきます。このとき、但馬牛(たじまうし)は、淡路島内や兵庫県内だけでなく、各地の肥育農家のところへ行き、○○牛(ぎゅう)、○○ビーフとなるわけです。
そして、もちろん淡路島内でもたくさん肥育され、大人気和牛となります。ではそのお話は次回。(引っ張りすぎでしょうか…)
※写真は南あわじ市HPよりお借りしました
淡路島は移住先としても人気です。気になった方はひょうご移住プラザへ