?12月、山口市は「クリスマス市」と呼ばれます。
12月となり、街かどにはクリスマスのディスプレイ、夜は色鮮やかなイルミネーションで飾られています。世界的な感染症と闘ってきた2020年でしたが、例年通りの風景に少し癒されますね。
コロナ禍のため、街をぶらぶらするのはちょっと気になるご時世ですが、クリスマスケーキはどこのがいいかな、大切な人へのプレゼントは何にしようか、自分へのご褒美はこれ!なんていろいろ思いを巡らせるのも愉しいですよね。
さて、山口県には「クリスマス市」とよばれる街があるんですよ。
(写真:山口県)
室町時代、山口を中心に治めていた大内氏の第31代当主大内義隆が、フランシスコ=ザビエルの布教の願いを寛容な心で受入れ、1552年12月9日(西暦12月24日)、山口の地で降臨祭が行われました。
これが日本で初めてのクリスマスのお祝いの日とされているのです?。
これを記念して、山口市の12月は「クリスマス市」として、クリスマスを祝う多くのイベントが行われます。
詳細? 「12月、山口市はクリスマス市になる 特設サイト」
山口市には、布教400年を記念して建てられた「サビエル記念聖堂」があり、静粛な祈りの場として多くの人々が訪れます。毎日、平和の祈りと時を知らせる、鐘の音が市内に響いています。
コロナ感染者再拡大の兆しで、みんなが集まってお出かけやパーティーができない、少し淋しいクリスマスになりそうですが、新しい様式で、今年のクリスマスを愉しみましょう!