「2020とくしま回帰×シゴトづくりセミナー」に参加しました
TOKUSHIMA
地方にはチャンスがある!!
起業に向けたワンクッションで未来が変わる!!
徳島県信用保証協会では、毎年夏、地方での起業に関心にある方に向けたセミナーを開催しています。
4年目の今年は新型コロナウイルスの影響で、秋に延期、会場とオンラインによるハイブリッド開催となりました。
コロナ以降、テレワーク、リモートワークが広まり、自分らしい生き方、働き方を考える方が多くなったと思います。地方で暮らすこと、地方で働くこと、また、「自分で起業してワークライフバランスを目指す」ということにも関心が高まっているようです。
平日火曜の夜という日程でしたが会場、オンラインともに多くの方が参加していました。
まずは信用保証保証協会の創業支援の話、事例紹介。
徳島県信用保証協会では移住創業を総合的にサポートします。
コグニティ株式会社代表取締役 河野理愛氏の講演。
徳島市出身。なんと河野さんは中高時代から起業されていたそうです。
はじめの起業は、徳島ヴォルティスのゲーム分析に関する会社だったそう。
現在はコグニティ株式会社でAIを使って会話を分析することで、シーンに合わせたトーク解析サービスを展開中。
会社経営にあたり、事業領域と働き方、両方を大切にされてきたとのこと。
現在、社員のほとんどはリモートワーク、ご自身も場所に縛られない勤務を実践されており、
「できるならば仕事として成立、場所は選べる」との言葉が印象的でした。
株式会社AWA‐RE代表取締役 榮高志氏による体験談(オンラインで登壇)。
大阪府出身。元々俳優活動をされていたそうですが、縁あってつるぎ町の地域おこし協力隊に。
古民家プロジェクトに関わっていたそうですが、ある人との出会いからBROMPTONポタリング※の世界に。現在はBROMPTONポタリング専門の旅行会社や「一般社団法人ブロンプトン ポタリング協会」を立ち上げ、四国を拠点に活動をされています。「舞台が劇場から地方の景勝地になっただけ」との言葉が印象的でした。
※BROMPTON… コンパクトに折り畳むことができる自転車
※ポタリング… 自転車でゆっくりお散歩をすること
お二人とも徳島では有名な起業家ですが、ここまで来るには紆余曲折があり、決して順風満帆ではなかったとのこと。また、東日本大震災が大きな契機となった、という点が共通していました。
今のコロナ禍が今後、多くの起業家の誕生につながるのかもしれません。
この講演が、参加された方々の徳島県での暮らしや起業のきっかけになれば思います。