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滋賀 ここは住むテーマパーク?かつての都に思いをはせる

滋賀 ここは住むテーマパーク?かつての都に思いをはせる | 地域のトピックス

滋賀県にかつて都がありました。

 天智天皇が大化の改新を断行し、大津に都が移されました。これが大津京です。ただ5年ほどの短期間だけで天武朝に政権が移り、都も飛鳥に戻ってしまったため、大津宮は長い間忘れられた都だったそうです。そんな幻だった都。近くには近江神宮があります。また、かつて近江には都が4回設けられました。古い順に高穴穂宮(たかあなほのみや)、大津宮  (おおつのみや)、紫香楽宮(しがらきのみや)、保良宮(ほらのみや)です。
今は、空き地となっていますが、かつては、ここに大津宮がありました。

日本の時刻制度発祥の地

天智天皇の時代、大津の都に漏刻(ろうこく)が設置されました。漏刻とは水時計のことであり、日本書紀には、「初めて漏刻を用い鐘鼓を鳴らして時を知らされた」と記録され、時の記念日の由来ともなりました。近江神宮時計博物館が、わが国最初の時計博物館として、日本の時刻制度発祥の地に設けられています。

近江神宮

                             矢橋式日時計

                            漏刻(水時計)

                                日時計

                              古代火時計
龍の背に等間隔に計14個の銅球が吊り下げられており、糸の下を燃え進む線香の火が糸を焼き切り、球が落下し、下に設けられたドラが鳴って時を告げるものです。台座に貼り付けられた表示板にはローレックスの王冠のようなマークが刻まれ、次のことが書かれていました。
~ロレックス時計会社(スイス・ジュネーブ)より日本の皆様へ贈る。1979年 時の記念日~

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