スーパーコンピュータ「富岳」が世界一!/神戸自慢vol.01 |地域のトピックス|FURUSATO

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スーパーコンピュータ「富岳」が世界一!/神戸自慢vol.01

スーパーコンピュータ「富岳」が世界一!/神戸自慢vol.01 | 地域のトピックス

神戸には、都会的な利便性、穏やかな気候、海・山・農村といった自然に囲まれた地形などからくる「暮らしやすさ」、外国の文化を受け入れてきた歴史からくる「オープンな土壌」など、さまざまな魅力があります。

そんな背景から「神戸発祥」のものや先進的な技術など、”神戸ならでは”の自慢も数えきれないほど。移住先としてエリアや場所を検討する際に、少しでもそんな「神戸自慢」が神戸を知ってもらうキッカケとなるように、色々と切り口を変えて紹介していきたいと思います。

その第一弾として、タイムリーな話題である「スーパーコンピュータ」について。

スーパーコンピュータ「富岳」

神戸市内のポートアイランドにある計算科学研究センター(理化学研究所)のスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」が、性能を競う世界ランキングの最新版で4部門が世界一位となりました。2期連続の4冠は世界初だそうで、「TOP500」という項目のランキングではなんと2位から約3倍の差を開いての1位だとのこと。1秒あたりの計算速度が毎秒約44.2京2010兆回…とのことで、凄すぎてもう一般人にはその凄さがイメージしきれないほどですね。

でもこの4冠というのが、産業利用やAIの分野、ビッグデータ解析などの分野でも1位であり、アメリカや中国のスーパーコンピュータを抑えての世界一とのこと。この技術や開発が今後、私たちの生活を豊かにすることへ役立たれていくと考えると、やはりそんな研究所が神戸にあるという事は自慢であり誇りです。
スーパーコンピュータ「富岳」(神戸市HPより)

実は神戸には、研究開発施設が集積されている

なぜ、この内容をご紹介しようと思ったのかというと、ふるさと回帰支援センターで他の県の相談員さんとお話をしている中で気づいた事が多かったからです。私の父方の田舎が大分県であることから、いろいろとお話させて頂く機会も多い大分県の相談員の砂田さんとの会話の中での一幕。

「神戸って、研究や開発の施設がすごく多いですよね」

あまり研究の分野に詳しくない私は、初めはピンとこなかったのですが、元々研究職をされていたという砂田さん曰く「研究職に携わっている人と話をすると、研究施設といえば神戸」という話題になるそうです。(他の県の方から客観的にみた神戸を知るのも、新しい発見があって面白いですね)

たしかに調べれば調べるほどそうで、日本のみならず、世界有数の人材や技術が集結する知的拠点であり、特にこの理研のあるポートアイランドは「神戸医療産業都市」として約370の医療系企業が集積されています。
神戸医療産業都市WEBページ
「神戸医療産業都市」の進出企業
神戸医療産業都市(神戸市HPより)

移住先を検討する際に、「医療の充実」をキーワードにされる方も少なくありません。神戸は市内がコンパクトであるため、どこに住んでいても都心部まで1時間以内で移動することができます。そのうえで、このように日本トップクラスの医療施設が集まっているという事は、選択肢を絞り込むうえでもポイントになるのではないでしょうか。

ポートライナーの駅名

冒頭の、スーパーコンピュータ「富岳」の話題に戻ります。
実はこのスーパーコンピュータのある最寄り駅が、ポートライナーの「京コンピュータ前」駅。これは、「富岳」の先代であるスーパーコンピュータが「京」という名前であったことが由来した駅名なのですが、世界一になったことに伴って「計算科学センター(神戸どうぶつ王国・『富岳』前)」に2021年6月に変更されるそうです。

駅名が変わる前に、一度記念に写真を撮りに行きたいですね。

 

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