Withコロナ時代の新たな働き方 神戸市が「副業人材」40名募集
神戸市が、広報に関する専門的なスキルや知識を持つ「副業人材」40名の募集を開始しました。
新型コロナウイルスの感染拡大でリモートワークが普及し働き方の多様化が進む中、新たな取り組みとして、民間企業の社員やフリーランスとして働いている副業人材に「HPのモニタリング」、「動画の企画」などの広報業務をオンラインで委託する、とのこと。
・神戸市HP 副業人材募集のリリース
・「副業人材」募集ページ
どんな業務を募集しているのかと言うと、
・ホームページ掲載内容のモニタリング及び修正提案業務
・Instagram掲載記事制作業務
・LINE掲載記事制作業務
・広報紙連載記事制作業務
・PR動画の構成等企画業務
・イベント等記録写真撮影業務
・イベント等記録動画撮影業務
・広報媒体用写真の撮影業務
・SNS広告用バナーデザイン制作業務
・既存素材を活用した動画制作業務
このような10業務についてでした。募集は9月24日より公募が始まり、締め切りは募集業務によって異なるようなのですが、どうやら現時点でもかなりの応募が来ているとのこと。
「副業」と「移住」って、どうつながるの?と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は結構関係するのです。働き方や生き方が多様化してきて、政府が「モデル就業規則」を改正したことがきっかけに副業・兼業をOKとする企業が増えてきました。ここへさらに、コロナ禍でのリモートワーク急増したことにより、働く上で「場所の制限」がなくなってきたのです。つまり、会社の近くではなくても、自分の好きなところに住みながら仕事をすることが可能となってきました。
実際に、センターに移住相談に来られる方にも「リモートで仕事が出来てどこに住んでいても仕事ができるので」といった理由で、移住先を探しに来られる方もいらっしゃいます。
同じような理由で、逆に首都圏などに住みながら「副業」として地方の仕事を遠隔で出来るようにもなったため、多様な人材を登用してプロジェクトを推進したい、または人材不足で悩んでいる地方企業と、自分のスキルをもっと活かしたいと考える都市部の人材をマッチングすることも可能となりました。今回の神戸市の「副業人材」の募集はまさにこれだと思います。
そうすることにより、仕事を通じて地方に関わる「関係人口」となり、それが今後の地域移住のきっかけとなるかも知れません。どんどん生まれる新しい働き方が取り入れる事によって、人材流出などが課題となっている地方にはチャンスが広がりますね!
神戸市の副業人材の募集、離れた場所にいながら神戸に関わる仕事をしてみたいという方は、ぜひ応募されてみてはいかがでしょうか。
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