もうひとつの江戸絵画『大津絵』展覧会開催中
大津絵:鬼の寒念仏
ピカソやシーボルトを魅了した大津絵
先日、JR山手線内で『大津絵』のポスターを見かけました。
大津絵(おおつえ)は江戸時代初期から街道の大津あたりで売られていた土産絵で、大津の代表的な郷土みやげとして、もっとも広く知られています。浮世絵と並ぶ日本二大民画です。ピカソも所有していたとか。
旅人相手に土産物として売られ、庶民に親しまれてきました。ユーモラスな姿は、現代のゆるキャラにも通じるところがあります。代表的なものは、「鬼の寒念仏」、「藤娘」、「瓢箪鯰」などなど。その伝統は、江戸時代から、現在まで受け継がれています。愛らしさが心和ませてくれます。
現在、東京ステーションギャラリーで『大津絵』展覧会が開催されています。
<概要>
日時:9月19日(土)~11月8日(日)
10:00~18:00
(金曜日は20時まで。入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(9月21日、11月2日は開館)
場所:東京ステーションギャラリー(東京都千代田区丸の内1-9-1)アクセス(東京駅から約3分)観覧料:一般1,200円、高校・大学生1,000円、中学生以下無料
※チケットは日時指定の事前購入制です。チケットの購入方法など、入館についての詳細は公式サイトをご覧ください。→こちらです。
皆様もお時間ございましたら、是非、お出かけください。
写真:びわ湖大津観光協会