神戸の区紹介 その?:東灘区 お洒落で住みやすく、子育てしやすい街
神戸の区紹介の最後となりました第9弾は「東灘区」です。
神戸市の一番東端に位置しており、アクセス面の良さや落ち着いた景観などの魅力から、神戸の中では転入者が多い区です。神戸に2つある人工島のうちのひとつ、「六甲アイランド」も全域がこの東灘区に含まれます。
実は、1995年に発生した阪神淡路大震災では多くの被害があったエリアでもあるのですが、上記のような理由やマンション増加などの影響もあり、震災以降に転入された方が全区民のうち4割を超えているようで、特に子育て世代も多く住まれています。
また、東灘区内の山手には大学も点在しているため学生も多く住んでいたり、文教地区でもあるので塾なども多く、教育意識の高いエリアでもあります。住吉、岡本あたりはスイーツやカフェ、パン屋も多くてお洒落な雰囲気が人気なので、もしかすると他の地域の方がイメージされる「神戸」はそのまま東灘区のイメージなのではないでしょうか。
三宮まで10分、大阪まで20分という位置なので、関東圏から転勤で関西に来られる方にも人気なようですね。たしかに、東急田園都市線のたまプラーザやあざみ野あたりや、センター北・センター南あたりの港北ニュータウンのような雰囲気だったり、代官山あたりのお洒落さがなんとなく似ている気がするので、関東の方にも住みやすいというのは頷けます。ただ、山だけでなく「海」も近いという点が、大きな違いですね。
あとは、やはり「灘五郷」。
灘区のご紹介(神戸の区紹介:灘区 豊かな自然に囲まれながら、ゆったり生活)でも最後に触れさせていただきましたが、東灘区のほうが灘五郷の中心近くになります。
昨年、東京でのイベントに参加して福寿さんのお話を聞いてお酒も頂ける機会があったのですが、その時に紹介されていた酒蔵にどうしても行きたくなり、今年1月に帰省した際に行って参りました。福寿さんの日本酒は、あのノーベル化学賞の公式行事での提供酒として何度も選ばれているお酒です。東京にいながら初めて知るというのもお恥ずかしい話ですが、外から見たからこそ灘のお酒の凄さを知れたのかも知れません。
もちろん他にも誰もが知っている全国的に有名なお酒もたくさんありますので、またゆっくりと色んな酒蔵巡りをしたいなぁと思います。ちなみに、東灘区や灘区では小学校の課外学習で酒蔵見学などもあるようです。
そんな自然に囲まれた住みやすい街でもありながら、スイーツも日本酒も充実。ひとつひとつ行ってみて、またレポートしたいと思います。