神戸の区紹介 その:灘区 豊かな自然に囲まれながら、ゆったり生活
神戸の区紹介の残すところあと2つ、第8弾は「灘区」です。
灘区は、神戸の中心地である三宮・元町からアクセス面での利便性も高く、関西の中でも人気エリアのひとつです。神戸では三宮より東のエリアは特に、どこにいても六甲山・摩耶山を眺めることが出来るので、豊かな自然を感じられる・ゆったりとした空気感のある暮らしができる区です。
王子動物園や六甲山牧場など、自然や動物に触れることのできる施設もあり、灘区のシンボル的な川である都賀川(とががわ)や、春には桜の綺麗な石屋川も流れています。そのため、子育て世代にも人気が高く、自然に近いところで過ごしいとお考えの方は検討したいエリアのひとつではないでしょうか。山側には、神戸大学をはじめ大学・高校も多く集まっていて、教育に関心の高い家庭も多いようです。
一方の海側にも商業施設や小中学校、病院・医療センター、人と未来防災センター、兵庫県立美術館などが集まった「HAT神戸」という神戸東部の新都心エリアがあり、さらには庶民っぽさも残り活気のある「水道筋商店街」などもあります。
そしてなんといっても、灘といえば「灘五郷」
日本を代表する酒どころのひとつで、「灘五郷」というのは、西郷・御影郷・魚崎郷・西宮郷・今津郷の総称で、灘区から東灘区・芦屋市・西宮市までの一帯のことを指します。あまりお酒を知らなかった私は、日本酒といえばお米の美味しいエリアという発想で、新潟や山形など日本海側が有名とばかり思っていたのですが、実は兵庫県は日本酒の生産地としては断トツの日本一!
私は祖父母が灘区に住んでいたので「灘といえばお酒」というのは小さな頃から知っていたのですが、今の年齢になって「灘五郷」を深く知り、とても神戸を誇りに思うようになりました。
というわけで、東京に住みながらそれを知ってどうしても酒蔵に行きたくなり、今年の1月にとある所へ見学に行ってきたのですが、それはまた次回、東灘区のときに紹介したいと思います。