神戸の区紹介:長田区 下町情緒と、こなもんのまち
神戸の区紹介、第6弾は「長田区」です。
長田区は神戸市にある9つの中では一番面積が小さい区で、地図上では海側(南側)のちょうど真ん中あたりに位置します。JR・市営地下鉄の「新長田駅」があり、普通のみの停車駅ですが三宮まで約10分という距離で、都心部へのアクセスは抜群。
そして何より、長田といえば「下町情緒」「こなもん・お好み焼き」、駅前には大きな「鉄人28号」というイメージといえばわかりやすいでしょうか。神戸にもいろいろな顔がありますが、長田は特に下町情緒のあふれるまちです。
まずは、新長田の駅前にドーンとそびえたつ鉄人28号。全長15.3mもあるその迫力はJRの車内から見てもわかるくらいで、2009年の完成以来ずっと長田の顔として親しまれています。なんと、鉄人28号には特別住民票が交付されているそうです。
そして、上の写真でもわかるように「こなもん」つまりお好み焼きやそば焼き(焼きそば)のお店がたくさん集まっており、「そばめし」発祥地なので、どのお店にいってもメニューにはそばめしが並んでいます。また焼き肉屋も多く、どのお店も美味しいので食べ尽くすにはもちろん1日では足りません。
そばめしについては、以前紹介したこちらの記事も合わせてご覧ください。
また、長田は阪神・淡路大震災で大規模な火災被害に見舞われた地域です。今は、震災後に新しく整備され、鉄人28号を中心に活気があふれ、レトロな雰囲気の漂う商店街もあり、いろいろなものが共存しているエリアでもあるといえます。なので、今まで紹介してきた里山や農村エリアとはまた全然雰囲気が異なりますが、世にいう「神戸っぽい」をいい意味で裏切る魅力がたくさん詰まっています。
ぶらぶら歩きながら商店街やお店を巡って、まちの人たちとのコミュニケーションを通じて良さを感じとるのはいかがでしょうか。移住先としても、とっても魅力のあるエリアです。
・長田はこんなまち(神戸市HP)