神戸の区紹介:須磨区 海と山と歴史と住宅地と。
神戸の区紹介、第5弾は「須磨区」です。
神戸市の西部に位置し、海水浴場があることから関西では「須磨=海」のイメージが強いエリアなのですが、もしかすると神戸の中でいちばん山・海・住宅地が揃っている区かも知れません。しかも歴史も観光スポットもあり、魅力がギュッと詰まっているのが、この須磨区です。
まずは海について。ガイドブックなどでも海が多く紹介されており、マスコットキャラクターの「すまぼう」も須磨の海に住む「うみぼうず」、神戸の小中学生は必ず一度は行ったことがある「須磨海浜水族園(スマスイ)」と、やはり須磨の顔は海!
・須磨区マスコットキャラクターすまぼう(神戸市HP)…LINEスタンプもあります
今年は残念ながら開設中止となりましたが、毎年夏になると海水浴場に多くの人が訪れます。大阪から約40分、三宮からは約20分という近さで、関東でいうところの「湘南」に近いイメージでしょうか。
ただ湘南と違うところは、海のすぐ後ろにはもう「山」があるのです。ロープウェイで山頂に登れば景色も抜群で、海と山の近さという点では北海道の函館や、静岡の下田にもイメージが近いかも知れません。
・須磨浦山上遊園
これらの海側(須磨浦)とは対照的に、山(須磨アルプス)を越えた北側の北須磨エリアにはニュータウンが広がっています。神戸市営地下鉄の沿線である妙法寺、名谷、総合運動公園あたりは商業施設も充実しており、自然とまちが調和する閑静な住宅街です。
また歴史をさかのぼると、平安時代末期の源平合戦における一ノ谷の戦いの舞台としても有名です。当時のゆかりの場所も数多く残っていますので、歴史好きな方は「まち歩きマップ」を片手に歩いてみるのも面白いのではないでしょうか。
他にもプロスポーツを観戦できるスタジアムやアリーナ、下町的な活気のあふれる板宿エリアなどまだまだ魅力のある須磨。それはまた、次の機会に。
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